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神戸大学付属中等学校オープンスクールに行ってきました [子どもとおでかけ]

今日は朝から神戸大学付属中等学校のオープンスクールに行ってきました。

数年前まで、小学校からの持ち上がりだけしか行けなかった神戸大学付属の中等部。
今年から一般受験で中等部からの中高一貫教育を受けられることになり、今年の入試は定員40名に対し800名を超える出願があったそうです。
なんせ、中学受験熱の高いこの地域。
共学で学費も安くて中高一貫で近いとなれば、大人気な理由もわかります。

オープンスクールもすごい人で、阪急御影駅からのスクールバス乗り場に到着すると、大型バス3台並んでいたにもかかわらずわたしたちの手前で定員オーバー。
次のバスを待っている間にバスを待つ列はバス乗り場から駅までずら~っと伸びています。
すごい人気ぶりにびっくりです。

こういう大がかりなオープンスクールは初めてなのか、着いてからはとりあえず体育館に行くようにアナウンスがあったと思いきや、体験授業の抽選は各教室に行かないといけないという誘導ミスで大ブーイングでした。
それでも、お休みの日に自主的に登校してきて誘導にあたっているという生徒たちは、教室の場所を聞くと丁寧に教えてくれて好感が持てました。
説明会では、学校の教育方針の説明というよりは入試結果の報告がメインであまり面白くありませんでしたが、最後の生徒会の子どもたちが説明する学校案内は面白かったです。
特に、最初購買部がなかったときに、生徒2人が中心となって購買部を立ち上げたという話には感心しました。
授業形態もグループ学習、調べたりまとめて発表したりということを多く取り入れているようで、主体的に考えることを重視する教育が行われていることがよくわかりました。

体験授業や部活体験もやっていて、海ちゃんは、理科の体験授業を受けたかったのですが、じゃんけんで負けて次の回の社会の授業を受けていました。
ちょうど説明会の後からだったので、後ろで授業を見学させてもらいましたが、なかなか面白い授業でした。
歴史の授業なのですが、歴史の授業では、なぜ歴史上のこういう出来事が起こったのか、そしてそのことが世の中をどう動かしたのかについて考える授業だとお話されていました。
実際、香辛料を観察して特徴を発表した後、その香辛料がとれる国(インドや東南アジア)と欲しがる国(ヨーロッパ)があり、なぜヨーロッパの国は香辛料を欲しがったのかまでを小グループで話し合い発表させていました。
そして、最後発展問題として、香辛料が取れる国と欲しがる国が違ったことで何が起こったのかを考えることは家で考えてみてね、ということで終わりとなりました。
ただ、今わかる人いるかな?という先生の呼びかけに手を挙げた男の子が「戦争が起きた」と答えたのには感心しました。
ヨーロッパ列強による植民地支配が起こっていったことまで知っている小学生もいるですね。すごいなぁ。

海ちゃんも歴史の授業を楽しく受けられたようで、理科も受けたかったなぁ、来年も行こうかなぁと言いながら帰ってきました。

今年の入試問題も配られましたが、知識偏重ではなく考えて記述させる問題が多い良問だと思いました。
海ちゃんの中で、この学校に絶対行きたいという気持ちが固まったのかというとそれはよくわかりませんが(実際帰り道では違う学校のオープンスクールの日を聞かれました)、中学に向けての憧れの気持ちだけは高まったのかな、そうであれば行ってよかったな、と思っています。
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