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1年生への「よくできましたカード」 [学童保育]

海ちゃんの通う学童では、異学年で構成される班単位でおやつを食べたり行動します。
3年生になり、そろそろ班長やリーダーを補佐する役割への自覚が出てきた海ちゃんですが、
同じ班の1年生が自分の思い通りにいかないことがあると、
泣いたりわめいたりといった自己主張をするのに辟易としていました。

指導員さんも結構手を焼いている様子だったので、
落ちついて行動できるまでにはまだ時間がかかるんだろうなと思っていましたが、
昨日、学童に迎えに行った帰りに海ちゃんが
その1年生の子が何か泣いたりわめいたりせずに我慢することができたら、
「よくできましたカード」を作ってあげることにしたといいます。
そのカードの裏には
「よく我慢できたね。2年生みたい!」というメッセージを書いて、
2年生が3年生、4年生、と成長していくのだそうです。
10枚たまったら、少し大きなカードにグレードアップするともいっていました。
「いいこと考えたね。海ちゃんが考えたの?」と聞くと、
海ちゃんと同じ班の2年生の女の子の2人で考えたとのこと。
そのカードのことを問題の1年生に話すと、
「じゃぁがんばってみる」と言ったそうです。

自分たちで、言うことを聞いてくれない低学年が
どうしたら協力してくれるようになるか考えた海ちゃんと2年生のNちゃん、
素晴らしいなぁと感心しました。

何度も褒めていたら、海ちゃんがにっこり笑っていいました。
「あのね、誰でも嬉しいことがあると頑張れるものでしょ。
 だから、嬉しいことを作ってあげようと思ったの。」
確かに「ダメでしょ!」と叱るよりも「こうしたらいいことがあるよ」と言われるほうが
気持ちは前向きになりますね。

こういうことを考えて行動できる海ちゃんもすごいと思いますが、
そういった経験の場を与えてくれる学童も素敵な場所だと思うのです。
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