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海ちゃんの読書感想文「世界の教科書でよむ<宗教>」を読んで [子どもの成長]

海ちゃんが、パパに与えられた課題図書を読んで書いている感想文、なかなか読み応えがあります。

「世界の教科書で読む<宗教>」という本を読んでの感想文が、よくかけていたのでご紹介します。

私は、宗教って教育で扱うのが難しいんだなと思いました。
この本にのっている教科書は、違う宗教の人が偏見を持たないようにとか、いろいろ考慮をしていたからです。
でも、その考慮の仕方が国によってちがうということが、この本でよくわかりました。
例えば、アメリカはイスラムを全面的に否定しているわけではないということや、フランスでは宗教別に身に着けるものというものをつけてはいけないという教えから、見せないことによって平等にする、という考えを重視していることなどです。
そして、キリスト教の考えの人が多い国で共通していることは、イスラムを否定するということをどの教科書でも全くしていないということです。
イスラム教徒は怖いという偏見が、同時多発テロなどで高まったアメリカでは、外国人と同じ町に暮らしたくないと思う人が出てきた莉もしたので「宗教を理解する」という教科書が多かったりします。
でも、イスラム教の人が多いトルコでは政教分離制をとっていて、宗教色抜きの法律を用いているそうです。
だから、公の場では、女性はスカーフをつけてはいけないそうです。

このように、宗教は教科書や国によって、どういうふうにして平等を出すかというのが全然違っていて面白かったです。
また、宗教のことも勉強してみたいなと思いました。


わたしもあまり宗教に関心がないため、よく知らないことが多いのですが、何を信じるかは個人の自由であっても自分と違う価値観を排除することだけはあってはならないと思っています。
価値観の違いの大きなバックグラウンドである宗教についての知識を持っておくことは、自分と違う価値観について尊重することでもあるかもしれないなと思いました。
知らないことで、人を傷つけることがないように、わたしも海ちゃんと同じようにまだまだ勉強が必要だ・・・と感じさせてくれた感想文でした。
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