働かないアリの役割 [自分のこと・思うこと]
先日、面白い記事を読みました。
北海道大学准教授の長谷川英祐さんの研究によると、アリの集団では一匹の女王アリだけが卵を産み、働きアリはその維持のために働きますが、その中でほとんど働かないアリが常に2割くらい存在するそうです。
働きアリは卵を舐めてカビで卵が死滅しないよう守っているそうなのですが、疲れて卵の世話が出来なくなると、それまで働いていなかったアリが働きだし、集団を存続させるのだそうです。
働かないアリは能力は劣っているわけではなく、人に例えれば腰が重いか軽いかの違いで、出番がこればきちんと働きアリとして必要な役目を果たすのだとか。
さらに面白いのは、働かないアリだけを集めて集団を作ると、その中から働くアリが現れ、働くアリだけ集めた集団を作っても働かないアリが現れるということ。
これって、働かないアリの役割が集団にとって必要なんだってことなんでしょうね。
家族の中でも母親ばかり家事をしていると思ったら、母親がいない状態になれば、それまで働いていなかった子どもたちも働き出すのかな、とか思ってしまいました。
そういえば、昨日だんじりで子どもの綱だしのお手伝いをしたときにも、張り切って綱を引く子もいれば、綱をさわっているだけの子もいて、さらに疲れた子は脱落し、逆に元気な子が入ってきたりして、なんとか4時間最後まで歩きとおすことができました。
4時間引く自信のある子だけを集めるのではなく、たくさんの子ども達に参加してもらうことで、4時間だんじりを引くという目的は達成できたということなのかも。
そして職場でも、一番手が早く仕事が出来る人がいなくなったら、ちゃんとそれまで活躍の場がなかった人が活躍するのかな、とか、同じレベルのメンバーでチームが組めばその中から新たなリーダーが生まれるのかな、とか思いました。
働かないアリの組織における役割、なかなか興味深いです。
北海道大学准教授の長谷川英祐さんの研究によると、アリの集団では一匹の女王アリだけが卵を産み、働きアリはその維持のために働きますが、その中でほとんど働かないアリが常に2割くらい存在するそうです。
働きアリは卵を舐めてカビで卵が死滅しないよう守っているそうなのですが、疲れて卵の世話が出来なくなると、それまで働いていなかったアリが働きだし、集団を存続させるのだそうです。
働かないアリは能力は劣っているわけではなく、人に例えれば腰が重いか軽いかの違いで、出番がこればきちんと働きアリとして必要な役目を果たすのだとか。
さらに面白いのは、働かないアリだけを集めて集団を作ると、その中から働くアリが現れ、働くアリだけ集めた集団を作っても働かないアリが現れるということ。
これって、働かないアリの役割が集団にとって必要なんだってことなんでしょうね。
家族の中でも母親ばかり家事をしていると思ったら、母親がいない状態になれば、それまで働いていなかった子どもたちも働き出すのかな、とか思ってしまいました。
そういえば、昨日だんじりで子どもの綱だしのお手伝いをしたときにも、張り切って綱を引く子もいれば、綱をさわっているだけの子もいて、さらに疲れた子は脱落し、逆に元気な子が入ってきたりして、なんとか4時間最後まで歩きとおすことができました。
4時間引く自信のある子だけを集めるのではなく、たくさんの子ども達に参加してもらうことで、4時間だんじりを引くという目的は達成できたということなのかも。
そして職場でも、一番手が早く仕事が出来る人がいなくなったら、ちゃんとそれまで活躍の場がなかった人が活躍するのかな、とか、同じレベルのメンバーでチームが組めばその中から新たなリーダーが生まれるのかな、とか思いました。
働かないアリの組織における役割、なかなか興味深いです。