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6年生最後の授業参観 [小学校のこと]

木曜日は海ちゃんの最後の授業参観でした。
参観の前に修学旅行と冬季野外活動のビデオ上映があったので、昼から会社を抜けてみてきました。

ビデオは先生が撮っていたものを先生が編集したそうで、そんなに上手に撮れているわけではありませんが、雰囲気はよく伝わってきます。
修学旅行の方は、友達と元気に歩いている海ちゃんが何度か見れました。
冬季野外活動はあまりうつってなくて、スタンツ大会の司会をしているところが一瞬映ったくらい。
でも、スタンツ大会での合唱コンクールの様子や、各チームの出し物の様子が観れて面白かったです。

授業のほうは、「あいうえおのき」という絵本の読み聞かせからスタートしていました。
この絵本、わたしも知りませんでしたがスイミーやフレデリックを書いたレオ・レオニさんの作品です。

木の葉の上で暮らしていた文字たちが嵐で吹き飛ばされてバラバラになってしまったけど、くっつきあって「単語」になり、さらにくっつきあって「文」になる。
文になると、すごく大きな「伝える力」を持つことができる。
最後に作った文章は
「ちきゅうにへいわを 
すべてのひとびとにやさしさを
せんそうはもうまっぴら」
そして、大統領のところにこの文書を届けに旅立っていく、というお話です。

授業では読み聞かせの後、あらすじをみんなでまとめ、ひとりひとりが文字になり、友達と組み合わせて単語を作るというグループワークをしてから、バラバラだったとき、単語になったとき、文になったときの文字たちの気持ちを考えて発表させていました。
最後に、この作者が伝えたかったことも先生は聞いていて、なかなか活発な意見は出てこなかったけど、「協力すること」「仲間とつながること」の大切さには気づいたようです。

先生からは、1年生の最初にひらがなを習ったときは、文字のレベルでしかわからなかったみんなが、単語を覚え、文章を理解し、伝えられるようになったことがこの6年間の成長であること、ひとりひとりの力は小さくても、合わせると大きなことができるということを忘れないでほしいというお話があり、先生が最後の授業参観にこの題材を選んだ意味がよくわかりました。

授業の終わりに、子どもたちに画用紙で作った葉っぱを持ち帰らせて、おうちの人に伝えたいことを書いて渡すようにというお話がありました。
海ちゃんが持ち帰ってきた文字たちを繋げると「いつもありがとう!」という文になりました。

こちらこそ、こんなに大きく成長してくれてありがとう、です。

単語を並べるだけでなく、丁寧に繋げて自分の気持ちを伝えられる、人の気持ちを動かすことのできる、そんな海ちゃんになってくれたらいいなと改めて思った授業参観でした。
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