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あーちゃんの自由研究「学校にいけない子どもたち」 [子どもの教育]

あーちゃんは、今年の自由研究で「学校に行けない子どもたち」について調べると言っていました。
なんで突然そんな壮大なテーマに挑戦しようと思ったんだろうと不思議に思っていたのですが、昨日、この自由研究をしようと思ったきっかけを話してくれました。

ゴールデンウィークに行った「アースデイ神戸」というイベントの中で、JICAのブースがあり、くるみボタンづくりを体験した後、置いてあった「学校に行けない世界の子どもたち」というJICAのパンフレットを持ち帰ってあーちゃんに「読んでみたら」と渡したのですが、その時読んだ内容を強烈に覚えていたようです。

学校に行けない理由の中には、貧しいこと、家族のために働かなくてはならないこと以外にも、勉強道具や文房具もないことがあったそうで、それなら自分の文房具を寄付したらいいのかなということも考えたそうです。
寄付については、4月にわたしが海ちゃんのランドセルをアフガニスタンに寄付するという話をしていたことを覚えていて、ランドセルだけじゃなく文房具だって寄付できるし喜んでもらえると思ったのだそうです。

調べるテーマを決めてから、図書館で借りてきたプラン・インターナショナルの本を読んで、世界には13歳という年齢で自分の意思と関係なくお嫁に行かされる子も、小学校にすら行けずに家族のために働き続ける子も、たくさんいることを知ってさらにショックを受け、難しいけどどうしてもこのことについてまとめたいと思ったそうです。

わたしも昨日ちょうど、東京医科大学の入試における女子差別についてプラン・インターナショナルが抗議声明を挙げているのを読んでいたところだったので、あーちゃんが同じ団体の著書を読んで不器用ながらも自分の言葉で一生懸命感想を話すことに感動しました。

今日も1日この自由研究に取り組んでいたあーちゃん。
まだ完成までに時間はかかりそうですが、是非最後まで頑張って仕上げてほしいと思い、応援しています。

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