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21年目の1月17日に思うこと [自分のこと・思うこと]

今日は1月17日。
阪神淡路大震災から、もう21年の月日が流れました。

昨年末、震災で亡くなったわたしの大学時代の後輩・加藤貴光くんのお母様・加藤りつこさんが執筆した「希望ふたたび」を購入して読みました。
最愛の一人息子を突然失った母親の悲しみは、言葉で言い表せるものではなかったと思います。
でも、その悲しみを乗り越えて阪神淡路大震災を語り継ぐ活動を始め、
東日本大震災後は、被災者の痛み・悲しみに寄り添いたいと「広島と福島を結ぶ会」を立ち上げ、被災地を応援する活動をされているりつこさんは、本当にすごい人だと思います。
りつこさんがフェイスブックで
「貴光が生きた21年。
亡くなってから21年。
同じ21年ですが、天と地の差の年月でした。」
と呟かれていました。
重い言葉です。
我が子を失った悲しみが癒えることはないのに、「風化」という言葉が聞こえると、本当にやるせない思いになることでしょう。

震災を経験した大人として、
震災は語り継いでいかなければならないと今年も心を新たにしています。

昨日、学童の例会でも、指導員さんから震災の話が出ました。
今年の1月17日は日曜日なので、翌月曜日に、おやつに非常食として備蓄しているものをいただき、指導員さんが体験した震災の記憶を子どもたちに伝えたいとおっしゃっていました。
ありがたいことです。

「地震にも負けない 強い心を持って 亡くなった方々の分も 毎日を大切に生きていこう」
改めて、今日まで生きてこれたことに感謝し、
これからも毎日を大切に生きていきたいと思う1月17日の朝です。

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