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母親の影響 [子どもの教育]

昨日は日本青少年育成協会主催の教育講演会のお手伝いに行っていました。

今回の講演者は、元武雄市市長の樋渡さんと花まる学習会代表の高濱さん。
どちらも興味深い話だったのですが、一番印象的だったのは高濱さんの
「10歳までの母親の言動が子どもの生きる力を奪っている」
という言葉。
ケンカして、仲直りして、失敗して、反省して、ケガして、立ち上がって子どもは成長するということを、頭ではわかっていても、いざ我が子が「ケンカして叩かれた〜」と泣きついてくると、うちの子になんてことを!とカーッとなる親が特に男の子の母親に多いそうです。
しかし、ケンカせずに、失敗せずに、ケガせずに育つと打たれ弱い、引きこもりがちな大人になってしまう…
いかに10歳までに、のびのびと子ども同士の集団の中でいろんな体験をさせるかが大事だ、というお話でした。
ただし、女の子の場合は、幼少の頃からいわゆる女の世界で人間関係能力を鍛えられているため、男の子よりは打たれ強いそうです。
なるほど。

そして、 夢に向かってイキイキと生きている人は、母親がいつも笑顔でおおらかな印象が強い、と言う話もされていました。
あまり干渉せずに見守ってくれた母親の存在が、挑戦する勇気や他者への思いやりの源になっているのかもしれません。
だから、子どもを伸ばしたかったらまず親を変えないと、ということで、今保護者向けの講演会などをよくされているそうです。

母親も人間ですから、いつも笑顔でいろなんて無理だという気持ちもなくはないですが、やはり子どもの前では笑顔でいたいという思いはありますし、イライラしてたり、急かしてたりすることの方が多いかも…とお話を聞きながら反省しました。
話し方はフランクですが、子どもたちのために、いい教育をしたいという思いは伝わってきました。

こういう話を直に聞けるのはとても貴重な機会で、参加できてよかったです。
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