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劇団四季の「王子とこじき」を観てきました [子どもとおでかけ]

日曜日は、劇団四季のファミリーミュージカル「王子とこじき」京都公演を観に行ってきました。
子どもたち二人とも誘ったのですが、あーちゃんは相変わらず「劇はいやっ!」と断固拒否。
怖くないよといくらいっても聞いてくれず、結局海ちゃんだけ連れていくことに。
(あーちゃんはパパに六甲山フィールドアスレチックに連れていってもらいました)

京都に行くのも久しぶり。
京都劇場は初めてです。
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「王子とこじき」と言えば、マーク・トゥエインの名作ですが、海ちゃんはまだ本で読んだことはなかったので、どんなストーリー展開になるのかわくわくしながら観劇できたようです。
こじきのトムと服装を入れ替えてしまったがために、王子だと誰にもわかってもらえないエドワード王子が、トムたちの生きている王宮の外の世界で、法律を盾にいわれのない罪を着せられる弱者がいること、貧しいがゆえに生きるために盗みをしてしまった人間が処刑されていく現実を目の当たりにし、法律はもともと弱いものを守るためにあり、統治するものは貧しいものたちの味方にならなければならないと気づいていく姿、大人のわたしにも見ごたえがありました。

このお話が子どもたちに直接的に投げかけていたメッセージは「外見で人を判断してはだめだ」「真実を言う勇気を大切にしよう」というものでしたが、それ以上に、親子の絆や貧困に象徴される社会の問題を鋭く描いた素晴らしいミュージカルだと思いました。

帰りにパンフレットを買ってほしいとお願いされ、購入したパンフレットを見ながら
「またミュージカルがみたい」
「サウンド・オブ・ミュージックがみたい」
「トム・ソーヤの冒険もみたい(読みたい)」(マーク・トゥエインは「トム・ソーヤの冒険」を書いた人でその冒険記が痛快なので海ちゃんたちが参加しているキャンプのタイトルにも使われているんだよという話をしました)
と話す海ちゃんを見て、海ちゃんの心にもきっと、歌と音楽ともに強く訴えるメッセージが届いたんだろうな、連れていってよかったなぁ、と思ったのでした。



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