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書くことが好き [子どもの教育]

うちの娘たちは書くことが好き。
年賀状も、渡したら即効で誰に書くかのリストをつくり、空いている時間に集中してあっという間に仕上げてしまいました。
筆不精で書くのが苦手な人にはきっと信じられないスピードだと思います。

冬休みの宿題も、昨日持って帰ってきたのですが、あーちゃんが真っ先に始めたのは新聞づくり。
新聞に書く内容で困らずがんがん書いていくところがすごいと思ってみています。

海ちゃんは宿題で新聞はないようですが、1昨日個人懇談で中学校に行ったとき、海ちゃんがトライやるウィーク後に作った新聞が張り出されていました。
上手にまとめていて、感心します。
この時も、海ちゃんは新聞づくりは得意やねんと言いながら作っていたので、やはり書くことには抵抗がないのだと思います。

最近は本の感想文はとどこおっていますが、このまま書くことが好きで、文章表現を楽しめる二人でいてくれたらいいと思っています。




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スマホの利用制限 [子どもの教育]

最近、海ちゃんが22時過ぎまでスマホをいじっているのが気になり、スマホの利用終了時間を設けることにしました。

寝る前にスマホのブルーライトを浴びることは寝つきを悪くするとか、スマホの使用時間とテストの点数は反比例するとか、スマホの使用時間が長いことの悪影響は最近の研究で次々発表されています。
寝る前のスマホが眠りを浅くする弊害を考えると、スマホを夜手放す時間は21時半かな、と思い、海ちゃんに21時半以降スマホが使えなくするよ、と宣告しました。
もちろん海ちゃんは大ブーイングです。
塾行ってる子ばかりだから、21時半で切られて連絡取れなくなるのが困るとのこと。

スマホを渡す前はそれでも電話連絡でなんとかしていたのだから、そんな言い訳を考慮する必要もないとは思いつつ。
突然言われて納得のないまま制限が厳しくなるのも、反抗心を強めるだけかなと思い、自分でこの時間以降スマホを触らないというコントロールか出来るかやってみるということにしました。
制限時刻は21時50分。
その時間を自分で守れないなら強制的に制限をかけるという約束です。

ちなみに海ちゃんのスマホは、iPhoneですが、LINEもゲームもネットもYouTube視聴も出来ません。
メッセージのやり取りだけて利用制限をかけることを考えるくらいハマるので、よほど強い意思を持っていないと(親も子も)スマホ中毒を避けるのは難しいのだと改めて思っています。
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子どもに自信がないのは周囲の大人がそう思わせている [子どもの教育]

今月のエコマムに載っていた音楽ジャーナリストの栗原泉さんのコラム
「私の子育て」はとても興味深い内容でした。

お子さんの発達障害がわかった後も、周囲の言葉にぶれることなく自分の子育てルールを貫き通したというお話。


発達障害の子どもに限らず「自分は、だからダメなんだ」とその子が思っているとしたら、それはやっぱり周囲の大人がそう思わせてしまっているのだと思います。

ゲームやアニメはだめで、囲碁や将棋ならいいというのは親のエゴ。ありのままの自分でいいから、好きなことだけがんばって幸せな人生を歩んでほしい。それが親として子どもに望む、たったひとつの願いです。



自分は親のエゴを押し付けていないか、
ありのままの我が子を肯定できているか、
考えさせられました。

※栗原泉さんのロングインタビューは日経DUALのバックナンバーにも掲載されているそうです。

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自分の頭で考える習慣 [子どもの教育]

今日、神戸市の広報誌を見てたら、今年ノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑さんと神戸市長の対談が載っていました。

その中にあった、「未来を担う子どもたちへ」という本庶先生の言葉が印象的だったのでご紹介します。


わたしはいわゆる受験勉強の弊害というか、効率よく記憶することが優等生と呼ばれることに大きな問題を感じています。
研究だけでなく、例えば野球でも、コーチの言ったことがすべての選手に合うわけがないのです。
自分の体は自分が一番知っているので、コーチが言ったことの中から自分に合うものを受け入れる、そして自分なりの工夫をする、これが必要です。
ぜひ自分の頭で考えるという習慣を、小さい頃から身につけてほしいですね。


仕事でも、言われたことしかできない人の仕事をみると、もうちょっと考えてできないかなぁと思うし、自分なりの工夫を付け加える人の仕事をみると、お、いい仕事してるな、と思います。
これからの時代、さらに正解のない問題に対して、最適解を導き出せる力が必要になってくると思うと、やはり自分の頭で考える習慣って大事ですね。

親が先回りして答えを用意しすぎてしまわないよう、気を付けないと、と改めて思いました。

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お小遣いと金銭教育 [子どもの教育]

お小遣いについて夫と話をしていたところ、お小遣いが金銭教育になるというエビデンスはあるのかと聞かれたので調べてみました。

先日聞いてきた出口治明先生の講演会で、事実は縦(歴史)と横(他国ではどうか)で検証するという話があったので、それに習って考えてみます。

1.金銭教育の歴史と目的

『小中学校における「金銭教育」の現状と課題』という研究論文(著者 藤田,優子[他] 2005消費者金融サービス研究学会年報. (6)掲載)に記載がありました。

現代社会は少子化によって幼児期から多額のお金を手にする子どもが増え(両親と両祖父母から子どもたちにお金が落ちるシックスポケット)、消費社会の進行が子どもをターゲットとしたマーケットを増やし(アパレル、化粧品、ゲーム)、情報化社会の進行によって低年齢層にも簡単に情報にアクセスできるようになってきている。
子どもがお金を持ち、自由にマーケット、情報にアクセスできるようになったことから、本人の意思に反してトラブルに巻き込まれたり、お金にまつわる事件の被害者および加害者になる事例も増えてきている。
一方で家庭での子育て力は低下。家庭で健全な金銭感覚が育てられにくい現状を受けて、お金やモノを大切に扱い、お金の魔力に振り回されず管理できる力を育てる教育が必要と認識されるようになってきた。これが金銭教育。

お金にまつわる教育と広義に捉えると税金や投資といった分野が入ってくるのですが、そもそも子どもたちがお金に振り回されずお金を管理して生きることができるようになる為に生まれた概念であるという歴史的経緯を考えると、小学生、中学生のうちに必要とされる金銭教育は「子どもたちがお金に振り回されずうまくコントロールして生きるために、お金の使い方を体験によって学ばせる教育」ということになるかと思います。

http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10355734_po_ART0009640636.pdf?contentNo=1&alternativeNo=


2.世界の中での金銭教育

日経DUALの記事に「おカネの天才の育て方(ベス コブリナー著)」を取り上げているものがありました。この本に書かれている内容紹介の中に各国での研究結果の記載がありました。

:
カナダのある研究(※1)によると、お小遣いをもらっている子供はもらっていない子供よりクレジットカードとおカネについてよく理解していた。だがイギリスの研究(※2)では、お小遣いをもらっている子供は、お手伝いやアルバイトでおカネを稼いでいる子供に比べて貯金が下手だった。
※1 Rona Abramovitch, Jonathan L. Freedman, and Patricia Pliner, “Children and Moけney: Getting an Allowance, Credit vs. Cash, and Knowledge of Pricing,” Journal of Economic Pricing, vol. 12, no. 1, March 1991, pp. 27-45.
※2 Sarah Brown and Karl Taylor, “Early Influences on Saving Behavior: Analysis of British Panel Data,” Journal of Banking and Finance, vol. 62, January 2016, pp. 1-14.
:
https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/021400055/021400002/?ST=mobile

カナダの研究は知識理解について、イギリスの研究は貯金についてで、これだけでなにかを結論づけるのは難しいですが、他に研究結果は見つけられませんでした。

そして、この本には「お小遣いをきっかけにおカネについて子供と話すことが、お小遣いそのものよりも大切だということは、さまざまな研究でも明らかになっている。」とも書かれていました。
さまざまな研究がどんな研究なのかがわからないですが、この本はアメリカの本なので、アメリカではお金と教育について、日本よりも研究がなされているのかもしれません。

しかし、わたしが調べたかったお小遣いの渡し方とその教育効果についての因果関係がわかる研究結果はないようです。


3.定額制お小遣いと報酬制の比較

最後に定額制のお小遣いと報酬制のどちらが子どものためによいのか、と言う議論について。

上記の本の筆者は、基本的にルールは各家庭で決めればよいが、お手伝いとお小遣いは切り離して考えるべきと書かれています。

確かに「助けてくれてありがとう」の気持ちは、報酬にすることで、「またやろう、頑張ろう」という意欲を削ぐという研究結果は出ています。
心理学ではアンダーマイニング効果というそうです。

報酬を与えることが意欲をそぐ
https://swingroot.com/undermining-effect/

これはお小遣いによってお金の使い方が上手になるかどうかとは違う観点の話ですが、お金の渡し方を間違えると、別のマイナス要素が出てくる(上記の場合、お手伝い、家事分担によって養われる奉仕の心等の育成に支障が出るということ)ということだと思います。

結局、お小遣いによる金銭教育は、子どもにどんな大人になってほしいかという大人の価値観によって、いかようにも運用できるということになりそうです。


子どもにお金に困ったりお金に振り回されることなく幸せな人生を送ってもらうための教育の手段として、段階的に定額のお小遣いを渡すことは、お金は稼ぐものという意識の低下に繋がるわけでもないし、それだけで貯金が上手になるというものでもない。

ただ、何のために渡すお金か、というところは重要で、親は子どもにお小遣いを渡すときには将来経済的にも自立して生きるための訓練として渡すということを、しっかり伝えておく必要はあると思います。

そして、どんな生き方が幸せなのか、親の価値観を押し付けるのではなく子どもたちが自ら考え掴み取っていけるように、親も考え続けることを放棄してはいけないなと思うのでした。

お金に縛られない生き方
https://www.houdoukyoku.jp/posts/15329

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21世紀社会に対応した教育 [子どもの教育]

先日研修で、香里ヌヴェール学院 学院長の石川一郎さんのお話を聞く機会がありました。
この方は、21世紀型教育機構というところの理事も務められているそうです。

21世紀型教育とは何か。
21世紀型教育機構のHPをみると、こんなふうに書かれていました。

ICTの急激な発展とAI(人工知能)の発達。。。第四次産業革命はAI社会の到来である。
AI社会を、人間がAIに労働を奪われるディストピアではなく、人間らしい豊かな生活を送れるユートピアにするためには、AIよりも高度な能力、創造的才能を、すべての子どもたちに身に着けてもらうための教育である



明治以降の日本の教育は、製造業のラインに立つ人間(指示された通りのことをミスなく遂行できる)を育てる教育でした。
知識の詰め込みとパターン学習は、子どもたちの思考停止と知的好奇心の否定をもたらす、という指摘はぐさっとくるものがあります。

今後求められる教育は、正解のない「問い」に最適解を見つける力(Projct Based Learning)、世界とつながる力(語学)、AIを活用していく力(ICT教育)であると石川先生はおっしゃっていました。
もちろん知識が不要になるということではありません。
知識は人間の直感や想像力を深くするものだともおっしゃっていました。
深く考える力も、前提となる知識があるかないかで深みが変わってくると思います。
そういう意味では、知識(確かな基礎学力)を前提に、さらに一段上の深い思考とそれを他者と共有しブラッシュアップするコミュニケーション力をもって、世界規模の解決すべき課題に立ち向かっていく力をつけていくのが21世紀型教育なのでしょう。


予測不可能な未来に、臆せず挑戦していく力。
子どもたちがたくましく自分の力で未来を切り開いていくためには、大人が子どもたち自身の考える機会、失敗してもいいからチャレンジしてみる機会を奪ってはいけない。
と、改めて思いました。

東大の推薦入試合格者も私立の中高一貫男子校からの合格者が減り、共学の21世紀型中高一貫校が
躍進しているという話も聞きました。
2020年を待たず、高大接続入試改革を東大はじめ高等教育の現場がリードしていることを感じます。

・・・小学校では公立でもアクティブラーニングが盛んにおこなわれていましたが、中学校ではまだまだ遅れている感があります。
毎日部活と習い事に忙しい海ちゃんにも、周囲の大人に邪魔されず深く考える時間が必要かもしれません。





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小さな目標設定 [子どもの教育]

今日の会議資料の中にGEジャパン社長 浅井英里子さんのインタビュー記事がありました。

9歳の時にお父様の転勤でオーストリアに住むことになり、全く英語が話せない中でのサバイバル体験が自分の原点だという話。
最初は「トイレに行きたい」も言えなかったけれど、毎日一つ小さな目標を立て、達成したら自分を褒めてあげる。
その経験がどんな困難な事にぶちあたっても、小さな目標をクリアすることでなんとか達成していけるという自信になったとのこと。

自分で小さな目標設定をしていくことを思いついたこの方はすごいと思いますが、この話は子どもたちが自信を無くしたときに、ふと思い出してくれたらいいなと思うお話でした。
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突然英語を書き始めたあーちゃん [子どもの教育]

先日、六甲道で文房具を安売りしているお店を見つけ、神戸ノートやフリクションの替え芯を買いだめしていたら、ふと可愛い英語用のノートがあるのを見つけて2冊買って帰りました。
海ちゃんが英語の勉強に使うかなと思ったのですが、今英語のノートは不足していないとのことで、1冊はあーちゃんのものになりました。

2年生のときに、ちょっと習いに行った英会話を先生が変わったことでやめてしまって以来、またやったら?といくら言ってもやろうとしなかったあーちゃんが、昨日突然英作文をし始めました。
自己紹介と自分の好きなものをいろいろ羅列しています。

英語を書き始めたり、書くために単語を調べたりして1ページ埋まるだけの文章を書いたのをみていると、勉強しようと思えるグッズ(今回は可愛いノート)を与えておくのもいいことだなと思いました。

最後に、
"I want to be a patissier and a novelist."
と書いていたのにまたびっくり。
パティシエになりたいのは知っていましたが小説家になりたいのは初耳です。

あーちゃんの新たな一面まで知れてしまい、なんだかとてもいい買い物をした気分です。


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あーちゃんの自由研究「学校にいけない子どもたち」 [子どもの教育]

あーちゃんは、今年の自由研究で「学校に行けない子どもたち」について調べると言っていました。
なんで突然そんな壮大なテーマに挑戦しようと思ったんだろうと不思議に思っていたのですが、昨日、この自由研究をしようと思ったきっかけを話してくれました。

ゴールデンウィークに行った「アースデイ神戸」というイベントの中で、JICAのブースがあり、くるみボタンづくりを体験した後、置いてあった「学校に行けない世界の子どもたち」というJICAのパンフレットを持ち帰ってあーちゃんに「読んでみたら」と渡したのですが、その時読んだ内容を強烈に覚えていたようです。

学校に行けない理由の中には、貧しいこと、家族のために働かなくてはならないこと以外にも、勉強道具や文房具もないことがあったそうで、それなら自分の文房具を寄付したらいいのかなということも考えたそうです。
寄付については、4月にわたしが海ちゃんのランドセルをアフガニスタンに寄付するという話をしていたことを覚えていて、ランドセルだけじゃなく文房具だって寄付できるし喜んでもらえると思ったのだそうです。

調べるテーマを決めてから、図書館で借りてきたプラン・インターナショナルの本を読んで、世界には13歳という年齢で自分の意思と関係なくお嫁に行かされる子も、小学校にすら行けずに家族のために働き続ける子も、たくさんいることを知ってさらにショックを受け、難しいけどどうしてもこのことについてまとめたいと思ったそうです。

わたしも昨日ちょうど、東京医科大学の入試における女子差別についてプラン・インターナショナルが抗議声明を挙げているのを読んでいたところだったので、あーちゃんが同じ団体の著書を読んで不器用ながらも自分の言葉で一生懸命感想を話すことに感動しました。

今日も1日この自由研究に取り組んでいたあーちゃん。
まだ完成までに時間はかかりそうですが、是非最後まで頑張って仕上げてほしいと思い、応援しています。

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教育は決して盗まれることのない財産である [子どもの教育]

わたしは毎週月曜日の日経に連載されている池上彰さんのコラムを楽しみに読んでいるのですが、今週のコラムは「学び続ける意味」というもので、とても共感したので子どもたちにも読んでもらいました。
自由研究で「世界の子どもたち」をテーマに調べものをしているあーちゃんは、難しい漢字が並ぶこの記事も真剣に読んでいました。

難民キャンプの少女に「将来、医者になって人々を助けるのが夢です。高校をつくってほしいのです」と真剣に訴えられたこと。
日本にいるわたしたちが、好きなだけ勉強している環境は決して当たり前のことではないこと。
フィリピンの貧しい環境に育ち、ボランティア団体の支援で教師になった青年の言葉。
「教育とは、決して盗まれることのない財産です」
その財産を、将来世の中のために、人のために役立ててほしいということ。
(7月30日日本経済新聞 池上彰の大岡山通信 若者たちへ より)

わたしも機会があれば話していることですが、改めてたまたま平和で豊かな日本という国に生まれた自分たちがどれだけ恵まれているか、子どもたちには事あるごとに考えてほしいと思います。

・・・で、夏休みの宿題も、喜んで取り組んでくれるといいのですが。

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