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家事は誰の仕事か [子どもの教育]

昨日、あーちゃんが自分の食べた夕食の食器をいつまでたっても、何回言っても片付けない様子に腹が立ち、怒鳴りつけてしまいました。

パパに叱られて謝りにきたものの、とってつけたような「ごめんなさい」には反省の意思も見えなかったため、さらに説教。

あーちゃん、今疲れているのになんでわたしがそんなことせなあかんねん、って思ってるでしょ。
なんでそんなことせなあかんねんって思うのは、それは自分の仕事じゃないと思ってるからだよ。
家事は全部ママの仕事だって思ってるでしょ。
(あーちゃんはクビを横に振りますが・・・)
家事はね、家にいるみんながやることなの。
ママだけの仕事じゃない。
ママは家事も自分がやるべきことだと思ってるから、どんなに疲れていても、ご飯つくるし、洗濯機まわすし、洗濯もの干したりする。
パパも疲れていても、ご飯つくってくれたり、ママのかわりに家のことしてくれるでしょ。
疲れていてもやらなあかんのが仕事。
あーちゃんは今日疲れていたのかもしれないけど、自分に仕事はやらなあかんって思わなあかんし、どうしても無理なときは「お願いします」って頼まなあかん。
やってもらって当たり前って態度はおかしい。
普段、家事を親が自分のかわりにしてくれていることに、感謝の気持ちを持っていたら、「やって」って言われたことに対して「なんでそんなことせなあかんねん」なんて思わない。
自分もやらないといけない家事をしてくれることに「ありがとう」って思うはずだし、自分がたのまれたら「よし、今日は自分がやろう」って思うはず。


どこまで理解してくれたのかわかりませんが、後から「二分の一成人式のときに書いたお手紙」といって色紙に書いたお手紙を持ってきました。
「ママへ いつも一人で家事や仕事をがんばってしてくれてありがとう。ママはいつも習い事をすすめてくれたり、勉強をわかりやすく教えてくれたり、ありがとう!これからもよろしく」

感謝の気持ちは持っているということを言いたかったのかもしれませんが、思わず
「これ、これからもママは一人で家事をがんばれっていう意味じゃないよね?」と聞いてしまいました。
違うと首を横に振っていましたが・・・意地悪だったかな。。。


わたしが土日も朝から晩まで全く家にいない夏。
わたしが普段機会を奪ってしまっている家事を家族の一員として率先してやることを、今こそ子どもたち自身が自分事として取り組んでもらいたいものです。


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親が今の社会のことを学び直した方がいい [子どもの教育]

リベルタ学舎さんが、立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんを神戸に招いてのイベントを行うそうです。
人生を面白くする教養のつけ方、活かし方

出口さんの話、聞きたいなぁと思いサイトを見てたら、リベルタ学舎代表の湯川カナさんと出口さんの対談記事を見つけました。

ロングインタビュー「好きなように生きるのが、あなたがこれから食べていくためには欠かせない」
http://nariwai-kobe.com/?p=1783


AIの登場によって社会の構造が大きく変わり始めた今、知識を詰め込んだだけの人間、言われた通りのことをするだけの人間は役に立つ場面がなくなってしまう。
前半の社会の構造論の話は、最近読んだ本「AIとBIはいかに人間を変えるのか(波頭亮著:幻冬舎)」にも書いていました。
知識をもとに新しいアイデアを生み出す考える力を身につけるには、自分の頭で考える、判断する経験を積むことが大事なのだと思います。

最近は、子どもが決めた進路に親が自分の価値観で口出しすることが多いという湯川さんの話に対して、出口さんがおっしゃるのは

「動物は、こどもが成長したら、巣から追い出しますよね。それをしないという「動物としての不自然さ」が、社会にゆがみを生じさせているように思います。」

「親はこどもより先に死にますよね。そのときにどうするつもりなのでしょう? こどもを依存させている親を見ていると、こどもにしがみついて一緒に沈もうとしているのかと思いたくなるくらいです。親も、いまの社会のことを学びなおした方が良いですね。」

耳が痛い話ですが、確かにそうだと思います。
自分たちの子どもの頃とは全く違う世界を生きていく子どもたちに、親がしてあげられる一番のプレゼントは、既に役に立たなくなっている自分の経験を語るよりも、子どもが自分で自分の納得のいく人生を選択していけるように、たくさんの人やモノとかかわる経験をさせることでしょうか。


「いまや人生100年、親もなかなか死なんでしょう? 時間は十分にあるのだから、まずは責任をもって自分の夢にチャレンジしたらいいと思ってるんですよ、私。時代遅れの自分の価値観や、できなかった自分の尻拭いを押しつけるなんて、本当にこどもの命に失礼だと思って」
こちらは湯川カナさんの言葉。


人生100年と思うと、40代でもまだ人生の曲がり角まで来ていないんですよね。
そこで、やりたかったことを諦めるのも確かに早いように思います。

いろいろ考えさせられるインタビュー記事でした。
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AIと教育 [子どもの教育]

最近話題の人工知能AI。
目にするたびに、自分の名前が出ているようで気になるのですが(苦笑)

物流や工場などでは活用がすでに活用が進んでいますが、最近では教育の分野にも進出してきています。
うちの会社でもAIを活用した教育商品が入ってきました。
子どもの問題の解き方を見て、どこでつまづいているのかを判断し、理解できていない単元までさかのぼって問題を解かせたり、動画講義を見せたりすることで、わからない原因を突き止め、そこを繰り返しやらせて問題を解けるようにしてくれるそうです。

テクノロジーの進歩により、10年後には現在ある職業の何割かが姿を消していると言われていますが、その中に「教える」という仕事も入ってきたということです。

ただ、AIにできるのはあくまで「学習支援」であり、「教育」ではないというのが社長の見解。
それはわたしも同感です。
教育は子どもが自立して生きていける人間になるために、時には寄り添い、時には高いところから引きあげ、時には壁になること。
これは血も涙もある人間にしかできないことです。

AIよる学習支援ツールによって、子どもたちが基礎学習を楽しいと思いながら終えることができ、本をたくさん読むこと、友達と外でくたくたになるまで遊ぶこと、深く考えることや、考えを自分なりに納得するまで時間をかけて表現することに時間をさけるようになれば、子どもたちはもっと伸び伸びと成長していくのかもしれません。
もちろん、学習効率を追うことによって出てくる弊害もあるのかもしれませんが・・・。

すごい時代になったものだとつくづく思います。
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実力テストを終えて [子どもの教育]

海ちゃんは木曜日が学校の実力テストでした。
本当はその前の週の金曜日の予定が学級閉鎖のため学年全体で延期になったのですが、連休も部活とスキーでほぼほぼ勉強していなかったうえに前々日前日もテストよりバレンタインだった海ちゃん。
金曜日に持ち帰ってきた結果は、本人いわく「ぼろぼろ」でした。

国語はまぁそんなもんかな、という感じでしたが、苦手な数学は過去最低点。
そして得意だったはずの英語も、文法がまったく理解できていない間違え方をしていたのにびっくり。
「数学勉強せなあかん」と自分からつぶやいたくらいですから、十分危機感は感じていると思うのですが、英語はちょっと気になったので昨日は勉強につきあってみました。

理解していないと思った疑問文の作り方、命令文の作り方を英作文の問題にして出してみたら、予想通り基本的な考え方をわかっていませんでした。
肯定文→否定文→疑問詞のついた否定文と順序だてて考えることや、Be動詞の否定命令文など、説明したら「そうなんや」
・・・今の中学の英語の授業が、会話中心になっていることの弊害を感じました。

文法がわからないと、会話はできても英作文は書けません。
今日も英文法の勉強につきあおうと思っています。
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パパ・ママコーチング [子どもの教育]

わたしは教育コーチ初級という資格を持っているのですが、その資格更新のための今回の課題図書は「子どもが本当の幸せをつかむ パパ・ママコーチング」という本でした。




著者の小山英樹さんの講演は何度か聞いたことがあります。
お話がすごく上手な方なので、本も講演と同じように引き込まれる面白さがあります。

母親として、はっとさせられる内容も多かったです。
子どもは一番信頼している親に言われたことをすり込まれていく。
→ダメな子と言われると、自分はダメな子なんだと思い込んでしまう。
子どもは一番大好きな親に失望されたくないから、いじめられていてもそのことを親に言わない。
子どもは親の期待に応えるために頑張ろうとする。たとえその時の自分が自分ではないような気持になってしまっていても。

子どもは自ら育つ力があると親が信じることが、子どもの可能性をおおいに伸ばす、という小山さんの実例に基づくお話に我が身を大いに反省しながら読みました。

是非子育てに一生懸命になりすぎているお父さん、お母さんに読んでいただきたい本です。
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幼児教育の重要性は無償化に直結しない [子どもの教育]

今議論になっている幼児教育の無償化。
なぜ幼児教育を無償化しなければならないのか、その根拠はどこから出てきたのが気になって調べてみました。

幼児教育の重要性を示す論拠として注目されたのはジェームズ・ヘックマン教授の『幼児教育の経済学』という本だそうです。
この本では、小学校以降の教育よりも、就学前の教育のほうが教育効果が非常に高く、「投資効率」がよいことが示されています。
特に恵まれない子どもの幼少期の生活を改善することは社会的包容力(社会的に弱い立場にある人々を排除・孤立させるのではなく、共に支え合って生活していこうという考え方)を育成すると同時に、経済効率や労働力の生産性を高めるうえで、単純な所得の再配分よりもはるかに効果的であり、恵まれない子どもたちの幼少期の生活を改善するプログラムを実行するにあたっては「家族の収入に応じてスライド制の負担額を設定する」べきと唱えています。

幼児教育が重要=幼児教育の全世帯への無償化が必要、ではないんですね。

言葉の端だけとらえると、幼稚園で早期教育を実施することがいいと捉えられてしまいそうですが、ヘックマン教授は「文化的感受性を発揮し、社会の多様性を認識しつつ、子育ての質や幼少期の環境を高めることによって成果が導かれる」「家庭訪問を含むプログラムは両親の生活に影響を与え、家庭環境の永続的な変化をもたらし、それが介入が終わった後も子供を助ける。認知能力だけに集中するのではなく、子供の性格や意欲を形成するプログラムが最も効果的」と言っています。
つまり、ひらがなを覚えさせることが大事なのではなく、子育ての環境を支援することが大事なので、そこから導かれる社会政策としては、就学前の子どもたちが周囲の大人の愛情を感じながらのびのびと外遊び、集団遊びを行う家庭で感性や自己肯定感を高めていくことが大事なのだということです。

そう考えると、3歳児から5歳児の幼稚園、保育園にかかるお金をタダにすればいいという問題ではない。
無償化の議論には、お金を払う・受け取る側の大人の事情ばかりで「家庭の収入や環境に関係なくすべての子どもたちが夢をもってイキイキと成長していける」という視点が大きく欠けているように思います。
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国際標準の論文の書き方 [子どもの教育]

今日の研修では、国際標準の論文の書き方指導についての勉強会がありました。

ご講演いただいたのは、日本福祉大学客員教授の野田直人氏。
メルボルン大学農林学部で修士をとられ、その後青年海外協力隊、アフリカアジア各国でのODAに林業技術者として携わる中で、地域住民の参加型開発をすすめるようになったという面白い経歴を持つ方です。
海外の大学で学んだことの一つに、日本の国語教育では教えていない論文の書き方というものがあり、それについて講義いただきました。

段落(パラグラフ)の中に必ず主題(トピックセンテンス)があり、段落のトピックセンテンスだけを流したアウトラインで文章の構成を考えるという文章の書き方。
意見と事実を混同しない文章にすることの重要性。
読み手の誤解を避けるために、指示代名詞は極力使わないということ。
段落(パラグラフ)を繋ぐ接続語の使い方、特に日本語の「しかし」と英語の「but」は必ずしも同じことを意味しないことが多いということ。
ワードのアウトライン機能の活用など、とても興味深いお話でした。

大学入試のみならず高校入試でも記述式問題が増えてくるという傾向に対応するための指導が必要になっているため行った勉強会でしたが、仕事にも使えるスキルを教えていただいたと思います。
特にワードのアウトライン機能はもっと活用してみようと思いました。
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大事なことは遺伝子で決まっている [子どもの教育]

お昼休みにFBを立ち上げたら、最初に出てきたお友達がシェアしていた記事。

https://dot.asahi.com/prepare/2017100300055.html?page=1

慶応大学医学部の小児科教授である高橋孝雄医師のインタビュー記事です。
早期教育、胎教など、子育てに熱心な親がついつい踊らされてしまう「〜すべき」話は多いですが、これを読むともっと素直に子どもを見守り、愛情を注いでいればいいんじゃないかと思います。

そうしたら、子どもたちも、もっとのびのび子どもらしく成長できそう。

親の夢や自己満足を子どもに押し付けてはいけない。
そんな視点で、一生懸命子育てしているお母さん、お父さんに読んでほしいです。
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テスト勉強へのお付き合い [子どもの教育]

来週が中間テストの海ちゃん。
昨日からテスト1週間前で部活は休みになるはずが、土日に大会があるため特別練習ということで部活をやることになりました。
部活に参加するかどうかは任意なのですが、せっかく練習があるのだからそこは部活もやってもらいましょうということで、承諾書に○をつけて提出。
(わたしが中学生のときはテスト1週間前でも普通に部活はあったような気がしますが・・・時代の変化なのか、神戸だからなのか)

勉強時間が短くなるので、その分効率よくやらないとね~ということで、演習問題を作ってあげることにしました。
わたしのテスト勉強はノートにまとめるよりも、がんがん演習をやって、間違える問題をつぶす派でした。
テスト範囲がそんなに広くない定期テストでは、間違えた問題を間違えなくなるまで繰り返すのは割と簡単だと思います。

昨日は社会、今日は理科の問題をつくりました。
教科書を読むので、わたし自身も頭の体操になります。
勉強を通して「へ~、そうなんだ」「なるほどね~」と思う、それが面白いと感じるテスト勉強でありたいものです。
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人工知能AIによる個別指導 [子どもの教育]

今月号のAERAに掲載された記事「AI先生は個別指導のプロ」
ここまできたか、と驚く内容です。

子どもたちはアプリの入ったタブレットと計算用紙、ノートと鉛筆を持って勉強します。
目標設定をすると、問題が出てきて、回答して間違えるとAIがなぜ間違えた原因を探るためにその問題を解く知識の土台になる問題を出します。
3問くらいでここが理解できていないから問題が解けていないというところにたどり着き、解説動画や違う演習問題を出して基本から理解させるという遡行学習をさせます。
その間、先生は生徒たちのまわりにいて、問題が解けたら一緒に喜び、手が止まっていたら声をかける止まっていうコーチ役に徹するのだそうです。

このアプリで基礎学習の定着をさせるのにかかる時間を半減させ、生み出した時間を読書やディスカッション、テーマ学習といった生きる力をつける教育にあてたい、という開発者の方のお話になるほどなあと思いました。

基礎学習の定着でつまづく子が減って、グループでの話し合いや課題解決にもっと取り組むことができたら、コミュニケーションが苦手な子が減るのではないかと期待します。
今のところコンテンツは高校数学だけだそうですが、中学数学までコンテンツが増えていくといいなあと思います。
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