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教育ってなんですか [子どもの教育]

6月30日の日経に載っていた池上彰さんの「大岡山通信 若者たちへ」は、教育の大切さを書いたものでした。

貧しくて学校に行けず、教育を受けられなかった子どもたちが大人になると、
やはりお金をまともに稼げる仕事につけず、自分の子どもたちに教育を与えることができない・・・
そんな負のサイクルを断ち切るために、フィリピンでひとりの若者が出前教育を始めたそうです。
教科書をリヤカーに積み、子どもたちのいる場所に行き、ボランティアで授業をする。
ひとりで始めた取り組みが広がってボランティアの若者が増えているそうです。

そのボランティアに参加することで、ギャングから抜けだし学校の先生になった若者に池上さんが「教育ってなんだと人から問われたら、なんと答えますか?」と聞くと
「教育は、お金や物と違って、人から決して盗まれない自分の財産だと思います」
と答えたそうです。

2012年の統計で、5歳~12歳の年齢で労働を余儀なくされている児童労働者数は1億6796万人にものぼっているそうですが、こんな若者が出てきていることは希望だと思います。

そして、何の不自由もなく勉強ができる喜びを、恵まれた日本の子どもたちには伝えていかないといけないと改めて思いました。

ちなみに、わたしは教育関係の仕事をしていますが、社長は教育を
「名誉や肩書き、受験勉強で得た知識をすべてはぎとって最後にその人に残るもの。」と表現していました。
だからこそ、目先の成績よりも長期のビジョンが大事なんですよね。
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