SSブログ

マララ・ユスフザイさんのスピーチ [子どもの教育]

今年ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん。

15歳のときに武装勢力に襲われ重傷を負ったにもかかわらず
「私は誰にも抗議していません。
タリバンや他のテロリストグループへの個人的な復讐心から、ここでスピーチをしているわけでもありません。
ここで話している目的は、すべての子どもたちに教育が与えられる権利をはっきりと主張することにあります。
すべての過激派、とりわけタリバンの息子や娘たちのために教育が必要だと思うのです。」
と訴えるマララさんの姿に感動を覚えたのはわたしだけではないと思います。

テロリズム、戦争・紛争のために学校に行けない子どもたちがまだ世界にはたくさんいます。
経済成長をとげている国の中にも、家庭の貧しさゆえに労働を余儀なくされ、学校に行けない子どもたちもたくさんいます。
アフガニスタンではいまだに過激派の妨害が続き、幼い少女は家で労働をさせられ、低年齢での結婚を強要されています。

小さな体でこの理不尽な現実をどうにかしようと声をあげるマララさんを見ていると、これらの現実から目をそらし続ける自分たち大人を恥ずかしく思います。

マララさんの国連スピーチは
「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。
教育こそがただ一つの解決策です。
エデュケーション・ファースト(教育を第一に)。」
で締めくくられます。

わたしも民間教育機関で働く者として、自分の成績のことだけでなく、世界に目をむけ自分の学びをアウトプットしていくことを考え行動する子どもたちを育てたい。
できることはまだまだあると改めて思っています。

マララさんのスピーチ全文(日本語訳)はこちらから全文読むことができます。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 1

コメント 2

naoko

私も全文を読みました。

 武器による抑止力より教育こそ最大の抑止力であることを自分の言葉で力づくよく訴えている姿に感動しました。

 一生懸命生きてるだけでスバラシイけど、より一歩突っ込んで、人のために、自分が住む社会をよくするために、自分のこととして、今できることを精一杯向き合って行動する人でありたいね。
by naoko (2014-10-23 13:27) 

Ai

ほんとにそうですね。
遠い世界の話だと思って無視するのではなく、自分の身近な具体に引き付けて考え、行動できるかが大事だと思います。
by Ai (2014-10-24 07:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

> 人気ブログランキング

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。