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「一日おもしろ学校ごっこ」の授業体験 [子どもの教育]

日曜日、御影公会堂で行われた”子育てトークキャラバン2013「小学校」をとことん楽しむぞ!”
というイベントに子どもたち二人と参加してきました。

このイベントを主催したリベルタ学舎さんという学童保育&カルチャー教室を立ち上げた方が
ワーキングマザーサークルの仲間のお友達で、その友達の紹介で知ったのですが、
~「匠の授業人」として有名な、カリスマ小学校教諭・岡崎勝先生が神戸に!
 名古屋で大人気の「おもしろ学校ごっこ」2クラス+ホームルームを開催します。~
というコピーに非常に魅かれて申込ました。
海ちゃんにもこの話をすると、行ってみたい!とノリノリ。

当日、フィリピンの貧困地区で、こどもたちの就学支援をする現地NPOスクール「WISH HOUSE」
というところに、ユースド文房具を届けるプロジェクトも行っているということで、
家に余っている文房具を持って、御影公会堂へ。

1時間目の授業は理科実験。
でもその前に、岡崎先生のギターにあわせて歌を歌ってウォーミングアップ。
バラバラに座っていた子どもたちが、どんどん前に出て行きます。
お金は電気を通すかの実験、水は電気を通すかの実験、
じゃぁ麦茶は電気を通す?野菜ジュースは?カフェオレは?
いろんなものに電気が通るかどうか考えて、実験して確かめます。
年長さんの頃から実験大好きな海ちゃん、目がきらきらしてきました。
あーちゃんにはちょっと難しかったようですが、
1時間目の後の休み時間には、実験で使った飲み物をもらいに先生のところに行き、
見事麦茶をGETして戻ってきました(苦笑)

2時間目の授業は国語+算数。
「1+1=」の問題からスタート。
「1+1=1」って答えた子がいたよ、1匹のライオンと1羽のうさぎがいたら、
ライオンがうさぎを食べちゃうから、ライオン1匹しか残らないってこと。
1+1が2になるためには、1が同じ種類のものであるという前提があるということを
いろんな例を出しておしえてくれました。
・・・なるほどね~、と親も感心。

国語は言葉遊び。上から読んでも下から読んでも同じ言葉を探して
音読したあとはギターにあわせて歌います。
言葉の持つ韻やリズムを感じる授業でした。
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そして最後の授業は「いじめ」を考えるホームルーム。
いじめっ子はどんなことする?という質問に、子どもたちがいろいろ答えていきます。
いじめられていることを、担任の先生に言っても動いてくれないときは、
担任の先生の上司である校長先生に訴えることも必要だということをおしえてくれました。

そして最後に「いじめっこ」という絵本を読んでくれたのですが、
実は最後にこの「いじめっこ」の牛さんは、もっと大きな牛さんにいじめられていたという解説がありました。
いじめる子には、いじめられた体験があって、
その体験が自分よりも弱そうなものをいじめるという負の連鎖に繋がっている・・・・
生まれつきのいじめっこなんていないんだよね、とうなずきながら聞きました。

この岡崎勝先生は、とても若々しいのですが、すでに定年退職されていると聞いてびっくり。
昨年までは現役の小学校の先生でありながら、
「広告を載せない育児・教育雑誌」、『おおきい・ちいさい』『おそい・はやい』の編集長をしていたそうです。
1冊いただいて帰ってきたのですが、
みんな違ってみんないい、学校はもっと子どもたちひとりひとりを大事にする場であるべきという
思いが伝わってくる教育雑誌で、とても共感しました。

歌で始まり歌で終わる。
「なぜ?」「どうして?」を子どもたちに考えさせて、発表させる。
こんな授業ばかりだったら、小学校はもっと楽しいところになるだろうなぁと思ったイベントでした。
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