SSブログ

待機児童解消の最大の敵は長時間労働 [ワークライフバランス]

1月9日の日経に文京区長・成沢氏のインタビュー記事「ちぐはぐ保育 どう直す」というのが載っていました。
首長で初めて育休をとった方だそうです。

待機児童解消のために、認可保育所の整備を行っていく上の最大の敵は長時間労働だとおっしゃる根拠は
・人手不足なのに延長保育の人員をあてなくてはならない。
・延長料金がかかり保護者の可処分所得も減ってしまう
ということをあげていますが、
「親の雇用継続のためにサービスは多様化したが、子どもを大切にする視点は忘れられている」という言葉に一番共感しました。

親が社会の中で「役にたっている」「必要とされている」やりがいを感じながら生き生きと働き、子どもは子ども同士の集団の中でのびのびと過ごすのが、親にとっても子どもにとってもお互い成長していけるいい状況なのだと思います。
そのための保育園整備であるならば、子どもの成長や安全のために適した環境・人員配置はもちろん大切だし、社会も子どもの夜更かしや食事の軽視につながるような働き方を、子育て世帯に強要させてはいけないように思います。
長時間労働の是正だけで待機児童が解消するものではないですが、子どもを大切にする視点を社会全体が大切にすれば、おのずと長時間労働は是正されていくのかもしれないな、と思いました。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:育児

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

> 人気ブログランキング

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。