管理職の女性と話して

昨日、現場で管理職をしている女性とランチしました。
入社3年で部長に抜擢され、管理職になっても予算達成のためには自ら数字を叩き出すすごい人です。

でも彼女の配属された職場は女性職員ゼロ。年上のベテラン男性ばかりという職場です。
やはり突然やってきた年下の女性上司である彼女への反発は想像以上に強かったそうで、勝気だったはずの彼女の心がかなり弱っているのが話していて手に取るようにわかりました。

いろんなことを聞きました。
ありえないような心ない言葉をたくさんかけられてきたことも初めて知りました。
「今までずっと仕事優先でやってきたけど、もう結婚して責任ない仕事にうつりたいとか思うようになっちゃって。」
そんな言葉を聞いても頑張ってなんて言えないくらい、頑張り続けている彼女に、かける言葉もなく聞いてました。

同じ会社で片や育児を理由に毎日17時でスパッと帰っても誰からもとがめられないわたしのような人もあり、
片や四面楚歌のような職場で重い数値責任を背負い、身体ボロボロになるまで働いても数字が揃わなければ信頼を勝ち得られない彼女のような人もあり。
そんなの不公平と言われたら、すみませんとしか言いようがない肩身の狭さを感じつつ。

わたしが彼女に伝えられたのは、わたしはあなたを応援してるよ、ということだけだったけど、
また是非ランチ誘ってください、と笑顔で帰って行った彼女。
職種も立場も働き方も違うけど、何か共通するものを感じたのはわたしだけじゃなかったのかな。
お話できてよかったな、と思ったのでした。