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学童保育卒所の挨拶 [学童保育]

昨日の夜は学童の保護者例会でした。
あーちゃんが通う学童は5年生で卒所なので、わたしにとっても最後の保護者例会となります。
ここ一年、例会は夫に行ってもらっていたのですが、3月は卒所の挨拶があるので久々に参加してきました。

挨拶で何を話すか、ちょっと前から考えていたのですが、ふと自分が保護者会長をしていたときに書いた議案書の保護者会総括を思い出し、それを最後の言葉にすることにしました。

他の人のあいさつを聞いていると、あんなこともあったな、こんなこともあったな、といろんな思い出が浮かんできます。
話したいことはたくさんありましたが・・・
まずは、長女の海ちゃんが初めて学童に登所した日、親子ともに不安しかなかった朝のこと。
それとは真逆に初当初日には何の心配もなかったあーちゃんが、きらいなブロッコリーを吐き出してしまった春休みのこと。
小さかった子どもたちが、いつのまにか学童の中で面倒見のよいお姉さんになっていて、親の知らないところで子どもたちを見守り成長させてくれた指導員さんと学童に感謝していること。
自分自身も最初は保護者例会なんてやめればいいのにと思っていたけど、そのうち自ら幹事をして保護者同士の繋がりを楽しむ立場になっていたこと。
今も、学童のことを伝えるおはなし会の前にランチ会を企画していること。
そして最後に、これからも保護者として学童に関わり続ける保護者の皆さんに伝えたかったことがたくさん詰まった昔の議案書の文章を読ませてもらいました。


最後に、この保護者会にとって、今までもこれからも、最も大切にしなければならないのは保護者同士の繋がりであり、指導員の皆さんであることを次年度に引き継ぎたいと思います。
この学童には、この地域の中での「大家族」という表現がよく似あいます。この大家族の中では、子供たちは皆、大切なかわいい弟妹であり、憧れのお兄さんお姉さんです。自分の親以外の保護者も、時には叱り、時には褒めてくれる、親代わりのような存在です。保護者にとっても働きながらの孤独な子育てではなく、子育ての楽しみも悩みも共有できる仲間と共に助け合える居場所があることは、大きな心の支えとなっていることでしょう。そして、常に子供たちの意思を尊重しながら見守り、笑顔で「おかえり」と迎えてくれる指導員さん。指導員さんの笑顔があるからこそ、子供たちは安心して学童に「ただいま」と帰れるという事実は、どんなに経営が厳しくなっても忘れてはいけないと思います。指導員さんが安心して長く働ける環境を作るのは、保護者会の大きな役目です。
学童が大好きな子供たちと、保護者と指導員がお互いを大切にしあい高めあう。こんな素敵な関係が、これからもずっと続くことを願っています。ありがとうございました。


帰り際、他の保護者何人かに「感動しました」と言ってもらい嬉しかったです。
これからも、自慢の学童として存在し続けてほしいし、子どもたちがこれから中学生、高校生、大学生になっても「ただいま」と帰る場所であってほしいと思います。
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