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学校の「当たり前」をやめた。 [子どもの教育]

夫に勧められて読んでみた本。
千代田区立麹町中学校長である工藤勇一さん著の「学校の「当たり前」をやめた。」
面白かったです。

「目的と手段を取り違えない」
「上位目標を大切にする」
という基本的な考え方はビジネスにも当てはまります。
「何のために」やっているのかという視点を忘れると、間違った方向にエネルギーを注ぐことになりかねません。

「教育の目的は子どもたちが社会に出たときによりよく生きていけるように=自律して生きていける力をつけるためにある」
という考え方にも非常に共感します。
大人が必要以上に手を出すことで、子どもたちから考える機会を奪ってしまう危険性というのは、教師だけでなく親も認識しておかなければならないことだと思っています。
聞かれたことに、容易に答えを教えるのではなく、どう考えたらよいのかを示したり、一緒に考えるのが自分の頭で考えることができる子どもを育てる。
頭でわかっていても実践するのはなかなか難しいことを、学校という公教育の場で実践されているこの方のリーダーシップには感服します。

子育ての最終目標も、社会に出たときに経済的にも精神的にも自立して、自分の感情や行動をコントロールして、他者を尊重しながらよりよく生きていける力をつけて羽ばたいていける力をつけること。
そのためには「ママに言われたから」ではなく、もっと主体的に行動できるように、考えて声をかけていかないといけないかなぁと思いました。

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