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がんばれることへの感謝 [小学校のこと]

今朝、あーちゃんが本読みの宿題してなかった、と言って副読本「こころきらめく」と開きました。
宿題になっていたのは「がんばれることへの感謝」というタイトルのお話。
タイトルをみて、はっとしました。
書いたのは予想通り、阪神淡路大震災で被災し、その後プロゴルファーとなった古市忠夫さんでした。

もうかなり前ですが、会社の研修でこの方の話を聞き、大変感銘を受けたのを覚えています。
音読カードに書かれた感想を読むと残念ながら副読本に掲載の2ページだけでは、古市さんが伝えたかったことがあーちゃんには伝わっていない気がしたので、少し古市さんの話をしてあげました。
保護者からのコメント欄には、今健康でピアノの練習ができること、教えてくれる先生に恵まれたこと、周りで応援してくれる人がいて頑張れることに感謝の気持ちを忘れないでほしいですね、と書いておきました。

昔ブログに書いた感想には、古市さんの問いかけをこのように書いていました。

感謝の心を持てない人間が、いくらさまざまな豊かな体験をしても、豊かな心が育ちますか?
頑張れ頑張れと子どもたちを追いやっていませんか?
子どもたちはどの子も才能と努力の塊です。
頑張って、頑張ってきたのに結果が出なかったとき、子どもたちは生き場のない感情に押しつぶされそうになります。
ただやみくもに頑張れというのではなく、今自分が頑張れることへの感謝の気持ちを教えてあげませんか?


副読本に掲載されたのは、古市さんの思いが伝わったのかもしれません。
学校でも、丁寧に取り扱ってほしいなあと思いました。
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