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あーちゃんの夏休みの宿題・読書感想文 [小学校のこと]

夏休みに入ってから、意欲的に宿題をこなしていっているあーちゃん。
わたしが声をかけたときには既に読書感想文も書き終えていました。

今回の読書感想文の題材は「空にむかって ともだち宣言」
上手にかけていたのでご紹介します。


わたしは、「空にむかって ともだち宣言」を読みました。
わたしが心にのこったところは、ナーミンという女の子が航平と勇太という男の子にいじめられていました。
そこでナーミンが日本に引っ越してきた理由を言ったところです。

男の子にいじめられてもにげないのがすごいなぁと思いました。
その言ったことを発表します。

(以下本からの引用)
「お父さんはある日急にかえってこなくなりました。
 お父さんのともだちが、けいさつにつれていかれたといいいました。
 十日くらいして、仲間のおじさんたちにささえられてかえってきました。
 体じゅう傷だらけで、ひとりでは歩けないほどでした。
 歯は3本おれて、耳もかたほう聞こえなくなっていました。
 お父さんはなにも悪いことはしていません。
 ちゃんと仕事としていただけです。
 それなのに・・・」
 ナーミンは声をつまらせました。
「お父さんは、家族みんな生きのびるには、日本に行くしかない、といいました。
 日本には、お父さんのともだちが先にきていました。
 でも、おじいさんやおばあさん、しんせきはみんな国にのこっています。
 わたしたちのせいで、けいさつにつかまったり、いじめられたりしていないか、とても、とても、心配です・・・」
 といいました。(引用ここまで)

つらいこと、悲しいことを思い出しても、ちゃんと言えるナーミンがすごいなと思いました。
あいりがナーミンの手をにぎったら、ナーミンが話せたので、あいりのおかげでもあると思います。
このやりとりをみると、友達はいいなと思いました。



引用が長いですが、あーちゃんがナーミンの言葉に心を動かされたことは伝わってきます。
こういう本を読むことをきっかけに、世界中で起こっている理不尽な問題に関心を持ち、その犠牲になっている人たちに心を寄せられる人になってほしいと思います。
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