感情をコントロールできない原因

昨日、会社の研修でサイタコーディネーションの江藤真規さんの講演を聞く機会がありました。

テーマは塾と保護者の関係についての話だったのですが、この方は東京でマザーカレッジという教育熱心で自分磨き意識の高い女性のための講座で話をされている方だけあって、現代の働く女性像の話がリアルでした。
男性幹部ばかりの中での講演だったので、働く女性のリアルを皆さんどのように受け止めたのかわかりませんが、わたしはうんうん、と思いながら聞いていました。

ちょっと心に残ったフレーズが
「現代は子どもも大人も疲れている」
だから
「感情をコントロールできないんです」
というくだり。

いまどきは、幼稚園児も習い事と週末のイベントの多さにお疲れだそうです。
我が家も、子ども達は学校と勉強と部活と習い事で疲れ、わたしも仕事で疲れ・・・。
最近、自分でも些細なことでイライラして投げる言葉がきつくなっていることを自覚しているだけに、感情をコントロールできない原因の指摘はその通りだと思いました。

コーチングでは、まず目標（ありたい姿）を設定し、現状（今の自分）を認識した上で、そのギャップをどうやって埋めていくか、目標に近づくための行動を自分を主語にして引き出します。
わたしも教育コーチングは習っていて、こういう考え方は知っていたのに、自分にあてはめることはなかなかできていないもんだと改めて思いました。

研修の趣旨とは違うところでの共感でしたが、聞いてよかったと思えるお話でした。