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居場所を守り続けるということ [自分のこと・思うこと]

昨日、仕事で37年間女子バスケットボールチームのコーチをされている方のお話を聞いてきました。

女性は子育てや介護、女性特有の人間関係の問題でやめていく人が多く、チームとして継続していくのも大変なことで実際に数年で解散してしまうチームも多いそうです。
その中でこの方がかかわっているチームは、メンバーの平均年齢が60歳超えても毎年全国大会に出場しているとのこと。
来年はニュージーランドで行われるマスターズ世界大会にも出場されるそうです。

37年間チームを継続できた理由は何なんでしょう?と聞いてみると、
皆さんいろいろ家庭のこともあって、2人とか3人とかしか練習に来れなかった時期もあったけど、その時にでも活動を休止せず続けていたら、新しく入ってきてくれる方もいたり、数年のブランクがあって戻ってきてくれる方もいて、なんとか大変な時期を乗り越えたからですかね、とおっしゃっていました。

なるほどなぁと思いました。
趣味のバスケチームはボランティアで成り立っているものなので、人数が少なくなってくると、もうやめようかという話になってもおかしくない。
でも、休まず継続してくれる人がいたこと、その人がそのチームを守り続けたことで、大変な時期を乗り越えた人にとっては帰ってくる場所があった。
チームを守り続けた人のおかげで、定年後のセカンドライフが仲間に囲まれた充実したものになっているんだと思いました。

思いがある人の存在。
ボランティアで成立している団体すべてに共通で大切なものだと思います。

仕事ではないことを継続するって本当に難しい。
だからこそ、居場所づくりを継続し続けたこの方は素晴らしいと思うし、自分のやっている働くママサークルやまちなか食堂&バルのような地域活動も、細々でもいいから続けていくことが大事だと改めて思ったのでした。
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