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ぬまっちのクラスが「世界一」の理由 [子どもの教育]

上司お勧めの課題図書、『ぬまっちのクラスが「世界一」の理由』を読んでみました。



最近テレビでも取り上げられている東京学芸大学付属世田谷小学校教諭・沼田晶弘さんの教育実践が書かれている本です。

教育の目的は「自立支援」であり、自分の頭で考えて、仲間たちと話し合って、自分たちで判断して、みんなに伝えていくことを支援することである。
子どもを一人の人として信頼し、どんどん任せていろいろやっていく機会を奪わない。
そんな考え方に、とても共感しました。

子どものやる気を引き出す仕掛け、引き出し方もすごく上手で、この先生のクラスで小学校生活を過ごすのは楽しいだろうなぁと思います。

「…だけど、みんなで取り組んで楽しかったなという一体感や力を合わせた思い出は、必ずどこかに残る。
心を揺さぶられた感動的な体験は、人生の中で生きる瞬間が必ずあります。」
特に強調されていませんでしたが、この一節はすごく大事だと思います。

目先の成績や「なにかができる」成果といった目に見えるものではないのですが、小学生時代にそういう経験をしておくことは、子どもの心と人生を豊かにする。
そういう意味で、学童で放課後異学年の集団で過ごし、キャンプのスタンツやお別れ会の準備を頑張ることや、アウトドアクラブやキャンプで初対面の子とも同じチームでその時その時の目的達成のために一生懸命になることは、うちの子どもたちにとってもとても大事な時間だと思っています。

子どもの自主性、考える力が育たないのは考える時間を与えない大人の責任。
親としての姿勢もいろいろ考えさせられる本です。
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