SSブログ

先生はおかしい!? [小学校のこと]

昨日、帰宅するなりプンプンお怒りモードだった海ちゃん。
何があったのかと聞くと、学校で先生が6年生全員を叱る場面があったそうです。

小学校では来月5日の音楽会に向けて、昨日から本格的な練習がスタート。
6年生は朝から体育館に楽器を運んだり、雛壇を組み立てたり、という音楽会準備のお仕事に大活躍。
で、体育館を音楽ホール使用にしてから始めた合唱練習の後に、先生が怒ったそうです。

「音楽会は今年が最後なんだ!」
「最後の音楽会、1年生から5年生に対して、何か伝えようという気持ちで歌ったやつはいるのか!」
(学年で2名だけいたそうです)
「たった2人か!もっと真剣にやれ!」

まぁ先生の言いたいことはわかりますが、
「最初の合唱練習で下の学年に伝えたいことって言われても、思い浮かぶわけないやん!」
「先生、おかしいわ!」
と海ちゃんは冷めた感想。
「しかも、音楽会なんて、毎年やるって決まっていて、決まったことをそのままやるだけなのにさ」

確かに、「自分たちが最後の音楽会を最高のものに創り上げたい!」と6年生自身が心から思って行動するためには、もうちょっと子どもたちが主体になれる場面が最初からあったほうがいい気がしました。

合唱の曲を選ぶのにかかわるとか、音楽会練習のスタートに向けて、朝会で下級生に向けてどんなメッセージを伝えるかを6年生みんなで考えるとか。
そういう下準備なしに突然最初の合同練習で6年生としての自覚や主体性を求められても・・・・という海ちゃんの言い分は正しい気がします。
(それを、先生に伝えられるようになったらもっと素晴らしいんですけどね。・・・なかなか11歳のボキャブラリーで自分たちの心の中のもやもやを頭に血がのぼっている大人に冷静に伝えるのは難しいことです)


方向性を決めるところから子どもたちに関わらせるのは結構大変なことですが、大変な分達成感は大きいはず。
そんな方向に小学校も向かっていったらいいのにな~と思ったのでした。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児
> 人気ブログランキング

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。