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女性が活躍するチームマネジメント [自分のこと・思うこと]

日曜日の午前中、ホテルオークラで行われていた日経WOMAN EXPO KOBE2015に参加してきました。
終日行っているイベントでしたが、わたしは事前に申し込んでいた朝イチの特別講演だけ聞いてきました。

わたしが申し込んだ講演は全日本女子バレーボール指導者 眞鍋政義さんによる「女性が活躍するチームマネジメント チームリーダーの作り方」
イベントの受付には申込受付に列ができるほどの盛況で、同じ時間帯の講演が複数あるにもかかわらず、会場はほぼ満席でした。
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眞鍋さんいわく、女性をまとめるのは男性よりも大変なのだそうです。
男性は目標が見えるとすぐにがっとまとまりやすいけど、女性はなかなかそうはいかない。
でも、まとまったときには、男性以上のチーム力を発揮できるとおっしゃっていました。

女性をまとめるのが難しい理由は、全員に平等に接しないと「なんであのひとばっかり」といった不満が出るから。
あと、女性は上から目線を嫌い、監督や上司といった立場の人であっても、すごく様子や人間性を伺うから。
丁寧に接しないといけないので、チームづくりに時間がかかるそうです。
確かに、女性スタッフが多い部署の部長さんは、「なんであのひとばっかり」を回避するために、公平性をすごく意識されていたような気がします。

あと、女性チームをまとめるコツとして、
・上からではなく対等な目線で話すこと(同じ目線で目標を共有すること)
・個性を見極めて、個性に応じた役割を与えること(役割が人を成長させるとおっしゃっていました)
・周囲を巻き込み協力を引き出すこと
という、3つのポイントを挙げていました。
女性は「共感」がキーワードというのはよく聞く話ですが、「共感」するだけでなく、「役割が人を成長させる」ということも、役割と責任を持つことで頑張れるというのは確かにあるなぁ、と思いました。

バレーボールの世界では、日本人は背が低いという点で最初からハンディを背負っている。
そのチームを勝たせるためにはいろんな工夫が必要なんです、という話もしていました。
データの活用もそうですが、弱みがあるからこそ工夫する、というのはビジネスでも一緒だと思います。

とてもポジティブ思考で、チームを世界一にするためにはなんでもやる!という姿勢はとても好感が持て、また一般的なビジネス論を聞くよりも、面白いお話でした。

実は、眞鍋さん現役時代はよく男子バレー、見てたんですよね。
そんなことも思い出し、またバレーボールが見たくなりました。

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