思い出の三輪車

海ちゃんが1歳のときに買ったウィンザーの赤い三輪車。

可愛くて、この三輪車に乗っている海ちゃんを見るのは大好きでした。

あーちゃんが自転車に乗るようになり、三輪車に乗ることは全くなくなってしまったのですが、5年も使うと真っ白だった部分は汚れて色が変わってくるし、何よりいまどきの三輪車みたいに後ろに持ち手がついていないのが不便で（乗り始めの頃は、かがんでサドルを押してあげていました）誰かにあげようにもあまりおすすめできないなぁと思い、ずっとベランダに放置していました。

この度のマンションの大規模修繕でベランダに置いていたものをリビングに入れたのですが、改めてみると日焼けもして、本当に汚れてしまって･･･さすがにもう捨てる決心がつきました。
最後に海ちゃんにまたがってもらって、記念撮影をしてから大型ゴミの日に捨てたのですが。

昨日エレベーターですれ違った小さな子を連れたお母さんとおばあちゃん。
手に持っていたのは、あの三輪車でした。
思わず顔を見合わせたわたしとあーちゃん。
「あれ、うちにあったやつだよね！」

全然知らない人ですが、思い出の三輪車を再び使ってくれる方がいて、すごく嬉しかったです。
我が家の娘たちの成長の傍らに存在していた赤い三輪車。
また違うご家庭で、子どもの成長を見守っていくのでしょうね。