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自由と平和のための京大有志の会 [自分のこと・思うこと]

最近FBやTwitterでも話題になっている「自由と平和のための京大有志の会」の声明書、既に読まれた方も多いと思いますが、名文だと思うのでシェアしておきます。


声明書


戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

自由と平和のための京大有志の会 http://www.kyotounivfreedom.com/



「血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。」
という言葉に深く共感します。
血を流すのは、いのちが失われるということ。

小児科医をやっている友人が、救急搬送された子どもを一晩かけて救った後で
「いのちは簡単に失われ、いのちを守るのには時間がかかる」とつぶやいていたのを思い出します。
たくさんの人たちが、守ろうと頑張っている大切ないのち。
わたしも、子どもたちのいのちが失われる未来よりも、子どもたちの知と才能が花開く未来を望みます。

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