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二分の一成人式 [小学校のこと]

小学4年生の海ちゃん。
海ちゃんの通う小学校では、4年生の2月の参観日は「二分の一成人式」が行われています。

先輩ママ友たちから話を聞くと、子どもが親への感謝のお手紙を読み、その後ろで親たちが涙するという感動的なイベントだそう。
今まで2月の参観日は仕事が忙しくて見に行ったことがなかったんだけど、親への手紙読むなら是非行かねばと思っていたんだけど。

この記事を読んで考えさせられました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20150119-00042352/

学校行事で感謝の気持ちを強要される・・・確かに怖いことです。
素直に感謝の言葉が出てくる子はいいけど、出てこない子にとって、参観日に行われる二分の一成人式ってどうなんだろう?

知り合いのカナさんはブログに
親への感謝は、自分が親になったときに、はじめてハッと思い当たるくらいで良い。 親からの恩は、返せるものではない。 返すならむしろ、次の世代に、だ。 与えてくれたひとに等価のギフトを返す。そこからはなにも生まれない。 次のひとにパスすることで、「贈与」は人間をつないで行く。」
と書かれていて、それもそうよねぇと改めて思った次第。

もちろんわが子には感謝の気持ちを言葉に出して伝えられる子になってほしいと思っているんだけど、思ってもいない感謝の気持ちをとりあえず書かせるのはやっぱりナンセンス。
二分の一成人式で書く文章の中身を「親への感謝」って指定しなければいいんじゃないのかな。
今、この世界に生きている自分が、
いろんな人に囲まれて生かされている自分が、
成人したときにどんな大人になっていたいのか宣言するほうが、いや宣言できるまで成長しているほうが、親にとっても喜びは大きいかもしれません。

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