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指導員さんの被災地訪問 [学童保育]

学童保育に関わる指導員さんや保護者が集まる全国学童保育研究集会。
今年は岩手県花巻市での開催で、うちの子どもたちが通う学童からも指導員さんが一名参加しました。

10月の東灘区にある保護者運営の学童が集まる会議はわたしが司会だったので、この研修集会に参加された指導員さんたちに感想を発言してもらいました。

「庄井先生(北海道教育大学大学院)のお話が印象深かった。
しんどい時にもやわらかく受け止める“しなやかな強さ”の大切さ。
いろんな場面で課題を求め、“できる”ということを追及するよりも“失敗”を受け止める大切さを説かれ、改めて子ども・仲間を受け止めてあげられる大切さを考えることができた。
岩手をはじめとする被災三県の現状を目の当たりにし、また「震災後、心が晴れたことはない」という生の声も耳にし、」子どもたちが歌う『しあわせ運べるように』に涙しました。」

「震災後三年の重みを感じるとともに継続した支援の大切さを改めて感じました。
神戸指導員会に伝えていきたい。」

陸前高田小学校の学童も訪問してきました。
自分自身が被災者である先生からも様子を聞くことができた。
大船渡市はバスの窓越しに見たが、現状を伝えるために写真を撮りたいと思う反面、写真を撮ることをためらうほど、三年経った今でさえ何も無い状況であった。
陸地をあげるためにトラックで十年かかる作業をベルトコンベアーを使い三年計画で進めている状況。
同じ被災経験者として被災地の現状を伝えていきたい。」

指導員さんたちの言葉を聞いて、この研修集会に行ってもらって良かったと改めて思いました。
学童の中でもきっと子どもたちに指導員さんの言葉で被災地の現状を語ってくれることでしょう。

わたしはこの集会には参加したことがないのですが、来年は大阪で開催だそうなので近いし参加してみようかなあと考えています。
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