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ばあばとのお別れ [自分のこと・思うこと]

ばあばとのお別れは土曜日がお通夜、日曜日が告別式ということになりました。

お通夜の前に湯灌をしてもらうことにし、湯灌にも立ち会わせてもらいました。

温かいお湯につかって、綺麗に洗ってもらったばあばはとても気持ちよさそうで、ありがとうね~と微笑んでいるようでした。
手も温かく、柔らかくなって、でも力は全然入らなくて、病気の辛さから解放されて全部力が抜けて安心して横たわっている気がしました。

髪の毛もセットしてもらって、お化粧もしてもらって、眠っているような綺麗な顔でしたが、棺に入るともう出てくることはありません。
海ちゃんも神妙な顔で見送っていました。

お通夜には、近所の方や英会話サークルのお友達など、思っていたよりもたくさんの方がきてくださいました。
みな、あんなに元気だったのにね・・・と突然のことに現実を受け入れられないような感じでした。

告別式での最後のお別れのときには、あーちゃんの作った折り紙や、先週末みんなで折った鶴も棺に入れてあげました。
好きだった英会話サークルでの教材や、切り抜き用の新聞もたくさんのお花と一緒に入って、また暇さえあれば切り抜きしたり英語の勉強をしたりしてくれるのかなと思いながら見送りました。

喪主だった夫が最後のあいさつで、ばあばから聞いた子どものころの話をしてくれました。
戦時中に満州で生まれ、満州からの引き上げ、戦後の貧しい暮らしで長女としてとても苦労したこと、我慢を重ねることが多く、それが自分のことより誰かを助けることを優先したり、一方で自分の気持ちを素直に表現できない性格を作ってしまったこと。
息子にそこまで理解してもらえて、告別式まで来てくれる皆さんにも理解してもらえて、きっと安心して旅立たれたのではないかと思います。

初七日の法要まで行ったので、長い一日でした。
でも、家族みんなで送ってあげられた二日間だったと思います。
初七日の法要で、お坊さんが、
みなさん今日はまず帰って体を休めてください、それがおかあさんへの何よりの供養です。みなさんが疲れていたら、おかあさん、心配されますからね・・・
とおっしゃってくれていたとおり、昨晩は久々にゆっくりお風呂に入って早々に寝ました。

ばあばに心配かけないように、しっかり生きないとね。
あーちゃんのチアも、一人で行けるようになったし、ばあばのおかげで習い始めることができたチア、これからも頑張らないとね。
今まで本当にありがとう。

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