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神戸市と学童保育関係者の100人集会(対市交渉) [学童保育]

昨日は神戸市と学童保育関係者の100人集会(対市交渉)でした。
毎年この時期に行われていることは知っていましたが、
平日19時から21時までの集会に参加するのは子育て中の働く母には結構厳しく参加したことはありませんでした。
今年は保護者会長という立場もあり、夫に子どもたちのお世話をお願いして初参加させてもらいました。

残念ながら今回も神戸市の青少年課さんからの回答は、事前折衝のときからほぼ何の進歩もなく、
高学年の受け入れについても、助成金の増額についても、場所問題についても、
障がい児加算の増額についても、指導員さんの資格と地位の確立についても
「厳しい財政」「公設優先」「国の動向を注視」「努力します」
で終わってしまいました。

事前折衝のときに、市が最優先課題としている過密児童館の解消について、
どんなスケジュールで解消し、高学年受け入れを可能にしようとしているのかという持ち帰ったはずの宿題についても明確な回答はありませんでした。
ニーズ調査の結果、どれだけのニーズがあれば優先課題として着手できるのか、
予算がいくらとれれば助成金増額に向けて動けるのかを聞いても
「数字は持ち合わせていませんので回答できません」

新市長になって「学童保育は重要な施策のひとつ」「重要施策については予算の上限を設けない」
という方針が出ているにもかかわらず、残念なやりとりでした。
所詮、占有スペースが必要だったり指導員の配置が必要だったりする学童をきちんと整備するより
占有スペースの確保も専任指導員の配置も必要ない、放課後子ども教室を整備してそこに学童を統合させることで
見せかけの待機児童0に持っていくほうが効率いいと思っているんでしょうね。。。
(放課後子ども教室は、放課後の子どもの居場所対策ですが、開設時間は16時半くらいまでを
 念頭に置いて行われているため、学校の敷地内も利用させてもらえるのだそうです。
 学童は、占有スペースを必要とし下校時刻を過ぎても保育が必要なため、学校の敷地内を
 利用させてもらえないのだそうです。・・・・お隣の明石や西宮ではできていることができない神戸市って
 どうなんだろうと思いますが)

学童保育の充実は保育所整備と同じ重要課題だという根本的な認識が共通なのであれば、
その充実ができるようになるために双方知恵を出し合う対市交渉であればいいのにと思うのですが、
恐らく神戸市の本音は違うんだろうな・・・と思わざるを得ないような対市交渉でした。

が、その後の学童関係者の懇親会で他の学童の方と情報交換、意見交換できたのはとてもよかったです。
学童があってよかったと思う仲間同士、これからも助け合って、
働く親が子どもが小学生になっても安心して子どもを預けて働けるように、
知恵を出し合っていけたらいいなと思います。


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