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エネルギー問題を考える海ちゃん [子どもの成長]

この冬休みに入る前に、学校の図書室から海ちゃんが借りてきた本は
「エネルギーのひみつ」でした。

この「ひみつ」シリーズ、マンガで様々な事象をわかりやすく説明しているので
小学校低学年で無理なく読めるのですが、
「エネルギー」とはまたしぶい・・・。
大人でも「へぇ~」って思いながら読むような内容です。

なんで、この本借りてきたの?と聞くと、
原発が本当に必要なのかどうか、わからなかったから借りてきたとのこと。

実は12月の選挙のときに、少しだけ原発問題の話をしたのです。
「原発をとめると、現状火力で発電するのが主になるんだけど、
 すごくお金がかかるし、火力発電は燃料を外国から買わないといけないから、
 たくさん燃料を買ううちに日本という国がすごく貧しくなっていっちゃって困ると思うんだよ。」とパパ。
「福島で大きな事故があったでしょ。日本は地震が多い国だし、
 原発の事故が起きるかもしれないリスクは原発がある以上なくならないのよ。
 事故が起こるたびに放射能で人が死んだり、怖い思いをする人が出てくる。
 誰かに犠牲を強いてまで、便利な生活をしたいとママは思わないな。」とわたし。

両親が異なる意見を言うので、どっちが正しいんだろう?と思ったようです。
そこで、本を借りてくる・・・という海ちゃんの行動は素晴らしいと
いっぱい褒めてあげました。

世の中には、いろんな価値観やいろんな考えがあって、
ママとパパの言っていることが常に正しいわけではないかもしれない。
いろんな人のいろんな意見を読んで、聞いて、知った上で、
自分でこれが正しいと思うという意見を持てるような人になってほしい。
だから、たくさん本を読んでたくさん考えなさいね。

・・・というと、「わかった・・・。」と海ちゃん。
まだまだ考え込んでいる感じでした。

そりゃそうです。エネルギー問題を考えるのは大人でも難しい。
それを真摯に考えて自分なりの考えをまとめようとしている7歳の海ちゃんを
とても誇らしく思います。
海ちゃんに負けないように、わたしももっと勉強しなければ。。。
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