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学童保育の保護者例会 [学童保育]

土曜日の夜は、長女の通う学童の保護者例会。
保護者会が運営する学童保育なので、
運営にあたっての意思決定には保護者の承認が必要ということで、
毎月1回土曜の夜に保護者全員参加の例会が設けられています。

学童に入る前は、
この19時もしくは19時半スタートで21時頃までかかる保護者例会は、
かなり負担に感じていました。
実際、最初の頃は、子ども二人連れて行って終わるまで待っていてもらうことが何度かありましたが、
特に土曜日の午後にプールに行っている下の子にとっては
結構辛かったのではないかと思っています。

さらに、自分の担当となっている行事の準備に費やす時間も結構多くて、
夏くらいまではやっぱり大変だなぁという気がしていましたが、
夏休みにも、警報時にも、昼食付きで預かってくれる頼もしいこの学童は、
頼もしい存在でもありました。

入るときから、高学年になって習い事や塾のために週1回くらいしかこれなくなっても
ほとんど辞める子がいないという話を聞いていたので
よっぽど子どもがこの学童での時間を楽しんでいるんだろうなとは思っていたのですが、
保護者がこの学童に関わることを楽しんでいるということも、
約1年入ってみてよくわかりました。
ちなみに、5年生まで預かってもらえるのですが、
今年の5年生は12人もいるので、多分誰も途中で辞めていないのだと思われます。

この3月の例会では、5年生のお別れ会の準備の様子を
指導員さんが報告してくれました。
4年生を中心に、5年生のために一生懸命プレゼントを用意したり、
お別れ会の企画を頑張っている様子が伝わってきて、
異学年のかかわりの中で
リーダーシップやフォロワーシップがよく育っていることを感じました。

そして、例会にくるのがもう最後となる、
5年生の保護者からの挨拶の時間もあったのですが、これまた感動的してしまいました。
最初は保護者の例会や行事参加の多さにひいたけど、
いつの間にか、それを楽しむようになりました、という方、
指導員さんや他の保護者の愛情に支えられて、
ここまでこれました、というシングルマザーの方、
指導員さんがこの学童の宝です、と言い切る方、
行事を通しての保護者の関わりをなくさないでください、とおっしゃる方。
全員がこの学童がいつまでも続くことを心から願っていることが伝わってきました。

指導員さんと保護者が、一緒になって子どもたちの成長を見守り、
一緒に成長する場でありたい・・・という言葉を、昨年の総会のときに聞きましたが、
まさにそれが実践されているからこその、みなさんのご挨拶だったように思います。

働きながらの子育ては、親だけの力ではやっぱり無理があって、
地域の助けが絶対必要です。
それは、ママ友・パパ友の存在であったり、学童の存在であったりすると思うのですが、
ここの学童は、仕事をしながらも子育てを楽しめる仲間ができる場であるからこそ、
途中退所する子が少なく、安定した運営ができているのだとつくづく思いました。

神戸市では、常に定員いっぱい子どもたちが集まり、
指導員さんも長く継続してくれる保護者運営の学童は希少なのだそうです。
いい学童に入れてよかったと、心から思うとともに、
この学童のようなところが増えれば、
もっと安心して小1の壁を乗り越えられる共働き家庭が増えるのに・・・と思うのでした。
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