SSブログ

夏休みの宿題 読書感想文にチャレンジ [小学校のこと]

夏休みの宿題の中で
「できるひとはやってみよう」という課題の中に、
読書感想文がありました。

400字詰め原稿用紙2枚に、本を読んでおもったことを書こうということなのですが、
「読書感想文って何?」状態の長女。
それでも、書いてみたいという意欲はあって、チャレンジしてみることにしました。

「本を読んで思ったことを書くんだけど、海ちゃんは、何の本を読んで
 思ったことを書きたい?」
と声をかけると、さっと選んできたのが学校の図書室から借りてきていた
「としょかんらいおん」という絵本。

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)

  • 作者: ミシェル・ヌードセン
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2007/04/20
  • メディア: 大型本



図書館のきまりにはうるさいメリウェザー館長のいる図書館にライオンがやってきます。
きまりを守れるなら、図書館にいてもいいと言われてすっかり図書館のアイドルとなったライオンですが、
ある日メリウェザー館長が怪我をして、職員のマクビーさんを呼んできてといわれたときに
マクビーさんに気づいてもらうために大きな声でほえてしまい、
大きな声を出してはいけないというきまりを守れなかったために図書館を出て行ってしまいます。
でもライオンのいない図書館はさみしくて、
図書館の人気者になったライオンにいい気持ちをいだいていなかったマクビーさんは
ライオンをさがして「ちゃんとした理由があって、きまりをまもれなかったときには、
出て行かなくてもいいんだよ」と声をかけてあげます。
きまりを守ることは大事だけど、それよりも大事なことがあるんだよ、ということを
教えてくれる本です。

で、これの感想をどう書くか、が問題なのですが。
最初にいろいろブレインストーミングをしました。
「どこが面白いと思ったの?」
「面白いと思ったのはどうして?」
「海ちゃんなら、こういうときどう思うのかな?」
いろいろ質問を投げかけて、やっとなんとか400字詰め原稿用紙1まいの半分を超えるくらいの
感想文が書けました。


としょかんらいおん

らいおんが、かなしそうにうなるところがおもしろかったです。
とくに「え」がおもしろかったです。
めりうぇざーさんが らいおんがおおきなこえでほえたから
「しずかにできないのなら、としょかんからでていってもらいます。」
っていったのです。
あたしがこんなようにゆわれたら「わかりました」とこたえます。
としょかんのきまりがまもれないのは
いけないとおもったからです。


海ちゃんは、大きなライオンに、きまりをちゃんと守りなさいという
メリウェザーさんの毅然とした態度が気にいったようです。
この作者が伝えたかった思いまで読みとれたのかどうかはわかりませんが、
自分なりに感じたことをここまで綴れたら、上出来かな。

原稿用紙はもう一枚あるので、
もう一度、別の本で感想文を書いてもらいたいなと思っています。
nice!(2)  コメント(0) 
> 人気ブログランキング

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。