SSブログ

姉妹愛 [子どもの成長]

先週の日曜日、小寄公園で自転車遊びをしていたときのこと。

長女は同学年のお友達を見つけて、
お友達と自転車でびゅんびゅん公園を走り回っていましたが、
まだ昨年乗り始めた12インチの自転車から、
長女のおさがりの16インチの自転車に乗り換えたばかりで
ゆっくりゆっくりしか進めない次女はお姉ちゃんたちのスピードにはとてもついていけません。

あっという間に引き離されて一人ぼっちになった次女、
さてどうするか、と思いつつもちょっと様子を見ていたら、
一周まわってお友達がさっさと次女を追い抜かして行く中、
長女は立ち止まって、次女の自転車のハンドルを持ち、
自分の自転車も押しながら一緒につきあって歩いてあげていました。

おー、やさしいやん!さすがお姉ちゃんだなぁと感心して見ていたものの、
その後どうやら次女が泣き出して「ママ~」と呼んでいる様子。
さすがにほっとくのはまずいかなと思って近づくと、
これでバトンタッチとばかりに長女は再び自転車に乗って
お友達と一緒にびゅーーんと行ってしまいました。
それを見て次女は
「ねえねがいい~」とまた大泣き。
お姉ちゃんについていけないのが悔しいようです。

一周まわって戻ってきた長女に、
「あーちゃん、海ちゃんがいいって泣いてるで」
と声をかけるとしょうがないな、という顔で
再び次女を励ましながら、ゆっくり次女の自転車を押しながら歩くのにつきあってあげていました。
お友達よりも妹の面倒をみることを優先するって、
なかなかできないことじゃないかなと思い、感心してしまいました。

しかし、その後遊びがブランコに変わっても、
3歳年上のお姉ちゃんたちの遊ぶペースに次女はなかなかついていけません。

お姉ちゃんなんて!と怒るのかと思いきや、
わたしが目を話している隙に勝手にお友達のおうちに行ってしまった長女に
「もう~、また勝手に行って~!」と文句を言っていると、
「海ちゃん、悪くないで。すぐ戻ってくるで。」と次女が長女をかばいはじめました。
実際、お友達のおうちに行ったのは、
自転車ですりむいて足を怪我したのを手当してもらっただけだったようで、
すぐに公園に戻ってきた長女。
それに気づいた次女はすかさず
「ほら、すぐ戻ってきたやろ」と、
事情も知らずにイライラしていた私をたしなめます。

日々しょーもないことでケンカもするのですが、
こういうふうにかばいあう様子を見ていると、
姉妹愛かなぁと思って嬉しくなってしまいます。

昨日も、私が一人で飲み会に行こうとしていたのを知って、
「ママと一緒に行く!」と号泣していた長女を、
次女が眠い目をこすりつつも
「海ちゃん、あーちゃんのおひざにくる?」と
一生懸命なぐさめようとがんばっていました。

ちょっと前まで、号泣する次女をなぐさめるのは長女の役目だったのに、
次女の目覚ましい成長ぶりに感動しました。

次女が1歳半くらいになるまでは、二人の子育てはほんとに大変でしたが、
ここにきてやはり、姉妹でよかったなぁと思います。
これからも、仲良く二人で助け合って、
生きて行ってほしいなぁと思いながら飲み会に出かけていったママでした。
nice!(0)  コメント(0) 
> 人気ブログランキング

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。