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教育虐待 [子どもの教育]

先日、久しぶりに日経DUALの記事を眺めていたら、「教育虐待」という言葉が目に留まりました。

慶應義塾大学医学部小児科教授である高橋孝雄先生の「教育虐待に陥らないために」
子育て世代は一度読んでおいたほうがいいかもしれません。


「教育虐待」の難しさは、ほとんどの親が「子どものため」だと信じ切って勉強させており、虐待の自覚がないことです。

…という言葉にまずはっとしました。
これは、勉強だけでなく習い事でも同じです。


「教育の押し付けは、子どもへの関心が強過ぎるゆえに起こる『過干渉』の一種。虐待かそうでないかの分かれ目は、親の関心が子どもにあるのか、テストの点数や合格した学校などの成果にあるのか、だと言えます」
「子どもへの『あなたのため』は、『親自身のため』と言っているのと同じです」
「子どもに語学を習わせたり、受験させたりする理由の多くは『自分は英語で苦労したので、子どもには英会話ができるようになってほしい』『高校のときもう少し勉強して、もっと良い大学に進めばよかった』といった親自身の思いからです。しかし何が幸せかを決めるのは、子ども自身。自分の後悔を託してはいけません」


受験に関しても、学力よりはむしろ志望校について親と話し合った経験や、自分の意思で進路を決めたという自己肯定感の高まりこそが、その後の人生にとって重要なのだそうです。
自己肯定感の高い子は、自分の道を自分で切り開いていける・・・これについては同感です。

たくさん会話をして、たくさん自分のいいところを見つけて自信をもって、自分の道を歩んでいってほしい。
親にできることは、やはりまず子どもの話を否定せずにしっかり聞くことでしょうか。
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