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不可能を可能に変えるチカラ [子どもの教育]

今日は日本青少年育成協会主催の教育講演会で「バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える」「自分を動かし続ける力」の著者の鈴木琢也さんのお話を聞いてきました。
中学時代はヤンキー少年で、高校時代もほぼ勉強せず社会に出たが、お父様の仕事への姿勢を知ったことで仕事への考えが変わり、学校で学びなおしアメリカの名門UCバークレーを卒業したという異色の経歴を持つ方で、どんなお話が聞けるのかとても楽しみにしていました。

印象的だったお話

一つ目はUCバークレーで学んだことのお話。
UCバークレーで学んだことは、大量の課題図書を読む中から、すばやく必要な情報を取り出し、仲間と共有することで多面的な見方を知り、その中で自分の意見を言うということ。
そして、常に学んだことをいかに社会に還元するかということを問われていたというお話。
学んだことを社会に生かすというアウトプットが日本の学生さんには足りていないというお話は、ジャパンハート代表の吉岡医師もおっしゃっていました。
学生のうちにこういう考え方を徹底して教え込まれたら、せっかく高等教育を受けたのに出産を機に家庭に入ってしまうという考え方も減るのではないかと思いながら聞いていました。

2つ目は、トップレベルの大学でトップレベルの成績を収めている人は頭がいいから成績がいいのかというお話。
できる人に話を聞いて見えてきたのは、地頭の差ではなく経験の差であり、できる人は人1倍努力しているのだということ。
勉強のできる人は、人一倍勉強している。
ピアノの上手な人は、人一倍練習している。
バスケやバレーの上手な人も、人一倍練習している。
ついでにちょうど今日、海ちゃんが自分はおにぎりを握るのが下手だという話をしていて、「上手に出来る人にはわからんと思うけど」と言っていたので、「それはママは生まれつきおにぎり握るのが上手だったんじゃない、おにぎりを握る経験がずっと多かったからやで。海ちゃんは生まれつきおにぎり握るのが下手なんじゃなく、おにぎりを握った経験が少なすぎるだけやで」と応用させてもらいました。

3つ目は不可能を可能に変えるチカラのお話。
自分のために頑張ることには限界があり、もういいやと思ったら簡単に諦められてしまう。
でも、誰かの喜び・他者のためにを目標に設定すると、自分の限界以上に頑張れるというお話に、ようやく納得しました。
以前にも、家族のために勉強するとか、そういう切り口の話は聞いたことはあったのですが、あまりしっくりきていませんでした。
でも、鈴木さんの頑張る力の原動力は、最初は父親の一言であり、今は「誰でもいつからでもやり直せる社会を創りたい」という思いにあるという話を聞いて、確かに我が子のためならいくらしんどくても頑張れる自分に気づきました。

お父様の社内表彰をきっかけに、お金を稼ぐだけの仕事ではなく、お父様のように情熱を傾けられる仕事がしたいと思い、自分に足りなかった勉強を始めたという鈴木さん。
親の仕事への姿勢が子どもの未来を変えたという事実も印象的でした。

わたしも娘たちにはやりがいと誇りをもって、仕事に取り組む社会人になって自立していってほしい。
だからこそ、自分の目標に向かって頑張ろうと改めて思えた教育講演会でした。

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